396 誰が、 ページ46
.
「救いようがないですね。」
ﾎﾞﾐ「え…？」
「よーく思い出してみて？
あんたが怪我させた男を。」
ﾎﾞﾐ「ちょっと、急にどうしたの？」
ああ、本当に腹が立つ。
「キムテヒョン、芸名はV。」
ﾎﾞﾐ「っ、ぁ…」
「所属グループは、」
ﾎﾞﾐ「っっ、」
「…防弾少年団。
俺の大好きな、大切なヒョン。」
ﾎﾞﾐ「っっ、…違うのっ…！！」
「何が？」
俺の雰囲気が変わったことに気付いたマ・ボミは、慌てて俺に訴える。
ﾎﾞﾐ「テヒョンさんを狙ったわけじゃないのっ…！本当にあれはテヒョンさんがあの女を庇ってっ…！」
「私のせいじゃない、庇ったヒョンのせい、だって？」
ﾎﾞﾐ「違っ…そうじゃない！本当に悪気はなくてっ…」
面白いこと言うなぁ。
「悪気があったとしたら、あんた多分、ここにいないですよ。」
まぁ、もう。
ここにいるって事は、袋の中のネズミってやつに等しいと思うけど。
ﾎﾞﾐ「ごめんなさいっ…」
崩れ落ちるマ・ボミ。
その時、
ガチャｰ
ﾎﾞﾐ「っ、あなたはっ…」
ﾃﾐﾝ「どーも。お話、面白かったですよ。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「…。」
綺麗な笑顔を向けるテミニヒョンに、思わず背筋が凍る。
ﾎﾞﾐ「今のっ…」
ﾃﾐﾝ「全部聞いてました。」
ﾎﾞﾐ「っ、違うっ…私は、リーナに命令されてっ、」
ﾃﾐﾝ「別にあなたをどうこうしようなんて思ってませんよ。」
ﾎﾞﾐ「それじゃあっ…」
許してくれるんですか…？
そんな期待した目をヒョンに向けるマ・ボミ。
テミニヒョンはスっと目を細める。
それをこの目の前の女はどう捉えたのか、
ﾎﾞﾐ「…ありがとう、ございます。」
変なことを言う。
ﾃﾐﾝ「…面白いこと言いますね。」
ﾎﾞﾐ「え…？」
ﾃﾐﾝ「誰が、あんたを許すって言った？」
マ・ボミの表情は絶望に変わった。
.
作者通ります。
テスト終わったので更新再開します！
もしかしたら10章を超えてしまうかもです…。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 1時) (携帯から) (
レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました！終わりましたー！引き続きよろしくお願いします！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー！更新頑張ります！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください！！！！ (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜！！！！！ (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年3月28日 23時
