395 殺意 ページ45
JUNGKOOK
VIPルームに入ったけどそこにはヒョン達はいなかった。
多分、様子を見てから来るんだろうと思う。
お互いにお酒を注文してから高そうなソファーに座る。
ﾎﾞﾐ「ある音楽番組の照明スタッフとして紛れ込むようにリーナに言われたの。」
「そんなことできるの？」
ﾎﾞﾐ「ええ。照明スタッフは何度かやったことあるし、何よりリーナが裏で手を回してくれていたから。」
「へぇ…それで？」
ﾎﾞﾐ「収録が始まる前に上に上がって照明器具のネジを緩めといたの。それでいつでも簡単にそれを落とすことができるようになる。」
「…すごいね。」
ﾎﾞﾐ「でしょ？」
得意気に笑うマ・ボミに笑顔を貼り付ける。
この人はそんなことにすら気付かないけど。
ﾎﾞﾐ「それで、収録が始まったら様子を見て落とすだけ。」
「疑われなかった？」
ﾎﾞﾐ「ええ。他のスタッフに"落ちそうな照明器具がある"って行ってから落としに行ったから私が間に合わなかっただけだと思われてる。」
「…他のスタッフは君の言葉を聞いて、注意を促さなかったの？」
ﾎﾞﾐ「新入りの言葉なんて聞けなかったんじゃない？アーティスト様様なんだから。信用ならない言葉で収録を止められないのよ。
だから、結局は私の言葉を信用しなかった番組の責任ってこと。」
「それも計算済み？」
ﾎﾞﾐ「もちろん。新入りの言葉を本気で聞くようなとこ、ないんじゃない？」
ふつふつと湧く怒りを何とか堪えて笑顔を保つ。
「アヤさんのどこを狙ったの？」
ﾎﾞﾐ「んーリーナには頭を狙っても良いって言われたから真上にしたわ。」
「それ、死んじゃうでしょ。」
ﾎﾞﾐ「んー私には関係ないし？リーナには好都合なんじゃない？」
いつの間にか無意識に握りしめていた拳。
手のひらに爪がくい込み、血が出てきたのが分かった。
ﾎﾞﾐ「まぁでも結局はあの女に当たらなかったけど。」
「へぇ。
…誰が怪我をしたの？」
こんなに簡単に俺に吐いてしまうくらいだ。
きっとテヒョニヒョンが怪我をしたことなんて忘れてるんだろう。
ﾎﾞﾐ「あれ、誰だっけ。確かあの日はその人のステージで…あの女がコラボしてたような…。」
必死に記憶を呼び戻そうとするこの目の前の女に殺意が湧く。
自分が誰を傷つけたか、そんなことすら思い出せないなんて。
ヒョン、すみません。もう、限界です。
証拠、これで十分ですよね？
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ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 1時) (携帯から) (
レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました！終わりましたー！引き続きよろしくお願いします！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー！更新頑張ります！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください！！！！ (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜！！！！！ (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年3月28日 23時
