口癖 4 Sho

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「紫耀はゴールデンウィーク何して過ごすん？
バスケ？」


無事入学式を終えて、４月末。
来週いよいよ、ゴールデンウィークだ。


「大阪観光」

「そんなん、混んでる時にするん？笑」

西畑大吾 大学で知り合った一人。
大阪出身で、バスケで入った俺に 自分すごいな！ と話しかけてきたのが第一声。

「東京から来る子と観光すんの」

西畑 「へぇ〜、女？笑」

「そ」

西畑 「ん！」

「？」

西畑 「写真」

「見せてもええけど、惚れられたら困る」
「ほぉ〜よっぽどの自信やな」

西畑 「ん！康ちゃん！」

向井康二 この人も大学で知り合った。
浪人して、俺らの1個上だが関係はタメ同然。


向井 「はい、見せて」

「ジーコなんて、大吾より口説きそう」

西畑 「はぁ！もう！もったいぶらんではよ！！」

「んーどれがええかなぁ〜」

スマホのアルバムを開いて、どうせなら自慢できるような写真がいい。
そう思って出てきたのは旅行の写真。

「ん」

遊園地にいったときのテンションが高めのA。
髪の毛がクルクルしてて、服がふわふわしてて。
あー懐かしい。


西畑 「ほぉ〜、べっぴんさんや」

向井 「バスケできて、顔も良くて、女も良くて、ほんまなんなん！」

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