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「…」
会いたい。会って、抱きしめたい。
A って呼んで 紫耀 ってあのニコニコした顔で呼んでほしい。
「大泣きしたやん…」
仕方ない、可愛い妹として許してあげよう。
最後に俺がちゃんと泣いている姿を慰めてあげられたから、いいんだ。
アルバムに写っているように、俺の彼女はいつもニコニコとしているのが一番だ。それが、自慢だ。
そういえば、Aが寝坊することがあった。
目が覚めちゃってと言っていて、言ってくれればすぐ行ったのにと言ったら断られたのはこれをきっと作っていたからだろう。
そう思って再び目を通すと、涙を堪える。
その間も飛行機はどんどんと進み、俺の新しい土地に着いてしまった。
Aからは家に着いたよとちゃんと連絡が入っていた。
俺もやで と返事をした。
家に着いた と同じはずなのに、居るはずのAがいない。
本当にAがいない生活なのを改めて実感した。
〜♩♪
" A "
「もしもし！！！！」
『ふふ、勢いいいなぁ』
「飛行機でアルバム見たで！！」
『泣いちゃった？笑』
「おん、もーワンワン泣いたわ〜」
『やだ、いい歳して恥ずかしい』
「俺もお兄ちゃんとして許してや」
『お兄ちゃんだったら尚更やだ…』
「まぁ、そのー…ありがとうな。嬉しかった」
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琴里(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。中々更新出来なくてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。 (2018年4月7日 10時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして！この作品が大好きです。続きがとても気になります！ (2018年4月3日 23時) (レス) id: a4e63a8229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年12月17日 8時
