口癖 4 Sho

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ママ 「紫耀…」

「んな顔せんと、ママにはパパとAがおるやろ。
家族俺一人やもうないんやから」

ママ 「体に気をつけるのよ、変な女の子は私許さないからね！？」

「安心し、女見る目はあるから俺」

『…』

ママ 「そろそろ時間だから、行かないと…」

「着いたら連絡するから、安心して」

ママ 「Aちゃんよろしくね？」

『はーい、いってらっしゃい』

名残惜しそうに家をあとにしてしまった。
ママが家を出る前にはパパにも同じように女関連について注意された。


「いっちゃったな」

『寂しい？笑』

「子どもちゃうわ。笑」

『そういえば、あと30分くらいで勇太来るよ』
「は？」

『最後に紫耀に会いたいって言ってたから出発日教えちゃった』

「えぇーAとのじーかーんー」

『あとね、廉くんでしょ、岸くんも』
「はぁあ！？」

『空港いかなきゃだからちょっとだけねってみんなに言っといたけど…』

「あいつら絶対帰るわけないやろ。
ってか、岸くんってなんや、岸先輩やろ」

『岸くんから優太くんでって言われたけど勇太がいるでしょ？だから、岸くんでって』

「ったく、なぁ！先が心配すぎなんやけど！！」

『最後のお見送りは私だけだから許してよ。
ほら、みんな紫耀に会いたいんだよ』

「岸先輩呼びに戻しなさい！ついでに廉も永瀬先輩や！！もっと言って、ジンは神宮寺でええわ！！！」

『安心して、私は紫耀のものだもん』

「俺もキスマつける」

シャワーを浴びたから、結ばれてあらわになっているうなじに手を回して、俺と同じ位置につけた。

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