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「ほんま?」
『私の4年後には紫耀がいるから。
Aって呼んで、振り返ると甘えん坊の紫耀がいるの』
「甘えん坊はAや」
『今私にくっついているのは紫耀』
「俺のとこに来たんはA」
『じゃ、私どこっか?笑』
「あかん、離れない言ったやろ」
『ほら、甘えん坊は紫耀だってば。笑』
「…もうなんでもえぇもん」
『可愛いなぁ。
甘えん坊の紫耀くんはきっと私しか見れない自信がある』
「あんなAやこんなAも俺しか見れない自信がある〜」
『…しょー』
「ん〜?」
『この手はなぁに』
「もっとイチャイチャしたい。
くっつくだけじゃ足りん」
すると、コタツから出て体勢を変えて向き合ってきた。
嬉しさが顔に溢れていく。
『欲張り』
「甘えん坊はな、欲張りなんよ。
欲張りやから甘える」
服の中に手を入れていけば、言い出すセリフや口調は怒っているようなのに表情は恥じらい。
首に腕を回し、ぎゅーってAから。
『都合のいい』
「んは、人のこと言えんわ」
結局は、俺もAも甘えたなのだ。
『紫耀?』
「ん、好きやなぁって」
特別どこかに行くわけでもなく、これが俺ららしいと部屋で過ごす。
ずっと、ずっとこんな日々を送った。
日にちが迫るほど、少し先じゃなく遠い先のことを考える。開き直るようになったんだろうか。
とらえて逃がさない。
お互いひっかかることがあって、だけど幸せでそれを塗り替えて。それが好きだって気持ちを増幅させて。
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琴里(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。中々更新出来なくてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。 (2018年4月7日 10時) (レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして!この作品が大好きです。続きがとても気になります! (2018年4月3日 23時) (レス) id: a4e63a8229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琴里 | 作成日時:2017年12月17日 8時