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「おはようさん、ねぼすけ」
『ママ仕事?』
「おん、俺が起きた時には仕事いってもーた。
珍しいな、Aが寝坊って。笑」
『昨日夜更かししてたからかなぁ。春休みだし。
廉くんのとこいかないの?』
「そんな毎日廉とずっと居らんわ!笑」
『あと1週間で向こう行っちゃうんだから、毎日のように紫耀は遊びに行くと思ってた』
いただきまーす とママが残していった朝ごはんを食べはじめた。
あと1週間だからこそ、Aと居たいのだ。
泣くのをこらえている姿は日に日に回数が増えていた。今の俺に出来るのは、泣くのをこらえることも無いくらいに居てあげるか一層の事泣かせてあげるべきなんだと思う。
「俺はAとイチャイチャすんの」
『すーぐ手だす。
ここ数日で何回したとおもってるの』
「イチャイチャ言っただけで、するとはいっとらんで?♡
もちろん大歓迎やけど!♡」
『…じゃあ、紫耀の言うイチャイチャって何』
「んーそうやなぁ。
Aは?」
『そりゃあ、相手が紫耀だからどうしてもそっち系がすぐに浮かんじゃうけど…』
「おい、俺に失礼やろ」
『じゃあ、紫耀はどう思うの。
質問を質問で返してきたけど』
「俺の中ではなんやけど、Aが俺の名前をニコニコして呼んでくれるだけでええねん。
そしたら、ぎゅーって俺がくっつく。これで完成!」
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琴里(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。中々更新出来なくてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。 (2018年4月7日 10時) (レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして!この作品が大好きです。続きがとても気になります! (2018年4月3日 23時) (レス) id: a4e63a8229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琴里 | 作成日時:2017年12月17日 8時