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『んじゃ、紫耀』
「なんや、その とりあえずー みたいなやつ」
『だって朝ごはん食べてるし』
「そんなん、さっさと食え！さっさと！！」
『ワガママだなぁ』
「はよ、ここ来て。いつもの定位置」
『はいはい。笑』
早く早くというのがもう態度とかに出てしまっているのだろう。
小さい子にお母さんが はいはい と言って納得しているのと同じようなものだ。
ケータイに意識を向けつつも、早く早くと念を送る。
しばらくして、席を立ったから来ると思えば洗面所に歯磨きをしにいってしまいまたそこから数分待ち。
『はい、お待たせ』
「長い」
『紫耀がせっかちなだけ。はい、いれて』
コタツの布団をあげて、俺の脚の間に座らせ布団を掛ける。そこから肩に顎を置いてバックハグ。いつものスタイルの完成。
「遅い」
『ちゃんと来たじゃん』
「俺が夜這いしたからお寝坊さん？」
『ううん。紫耀が戻ってから途中で目が覚めちゃったの』
「呼んでくれれば相手してやったんにー」
『悪いよ、そんなの』
「寝かしつけてあげたのに」
『そんな子どもじゃないもん』
「ちょっとだけ頬膨らませとふやろ？笑
ほっぺが当たった」
『え？あれ、ほんと？笑
私そんなことするの？』
「あからさまにはぷくーって膨らますぶりっことはちゃうからええわ。
Aだから可愛いぃ〜」
思わずスリスリ。自分でも思うが、どんだけ甘いんだ。ほかの女にこんなことしているの想像したら引いてしまう。
『そんなこと言っても何もでませーん』
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琴里(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。中々更新出来なくてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。 (2018年4月7日 10時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして！この作品が大好きです。続きがとても気になります！ (2018年4月3日 23時) (レス) id: a4e63a8229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年12月17日 8時
