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『ずっと、ずーっといても結婚しようとはならないの。
神様に愛を誓うより、目の前の人に直接誓った方がいいでしょ？
神様が、周りが反対しても目の前の相手が反対しなかったらいいって紫耀の好きな子は言うの』
「ほーぅ」
『…紫耀？
あの、ね。私のこと
紫耀の好きな子にして』
Aは勝手だ。
行かないで と泣き出したのにも関わらず次の日には距離を取り、保健室でサボり心配をかけ、その後散々、私は妹 と言い張ったくせに 滅多に口にはしない 好き と言ったと思えばこれだ。神様に誓うとかじゃなくて。今目の前にいる自分に誓を求めている。
昨日の今日でのこの話しの進み方は思ってもみなかった。昨日までの俺は1年後のことなんかでさえ考えなかったのに今、もっと先のことを考えている。
「Aの妄想話には無理があるなぁ」
『……』
「俺な、関西に行ったらもっと、堪らなく好きになっちゃう。
好きな子 なんかじゃ我慢出来くなる。
東京に帰る頃はきっと 愛している人 になってると思うけど、Aのこと。
それでもええ？
結婚しよう なんて言えん。俺には。
だから、その幸せをあげることは一生できんけどその分愛し続けたい。
何年も片思いしてた子が、いま俺に 好きな子にして って言ってくれてるんやで？笑
なんか、4年東京離れても俺、安心な気ぃしてきたわ。
俺、関西行くことにする」
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琴里(プロフ) - ささやんさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2017年11月13日 21時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
ささやん - とても面白いです。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。更新頑張ってください。これから応援しています。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年10月22日 7時
