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1人で練習していると、見えた。
冬なのに足を出して短いスカートをはいて。
今すぐのばしてやりたい。誰に見せるねん。


『しょーう!』


絶好の時間 と言ったが 至福の時間 でもある。
ここでバスケをしながらAが帰ってくるのをまっている。
そして、2人でベンチに座って話すのが定番。


「おかえり」

『待った?』

「んー1時間くらい」

『んじゃ平気か!』
「1時間って相当あるで?!」

『HR長かったんだよね〜』

「みかちゃん長いイメージ無いんやけど」

『嘘ついてないから!!』

「はいはい、俺もみかちゃんのクラスなってみたかったなぁ〜」

『可愛い子好きだもんねー』

「嫉妬?」

『かーえろ。寒いコタツ入りたい』


スっ!と立ち上がってそのまま公園の出口へ足を向けてしまった。
走って追いかけて隣に並ぶ。

「えーもうちょい2人でいようや!
ってか質問の答え!」

『寒い寒い、夜ご飯何かな〜』

「その寒空の中1時間待たせたんやからな、挙句の果てに5分くらいで帰るとかコタツの中で覚悟しときー」

『えぇ、じゃあ今日は紫耀コタツ禁止』

「無効でーす」

『ママに紫耀の手がいやらしいって言えば有効になるもん』

「あかん、二度とAに近づけんことになるわ。笑」

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琴里(プロフ) - ささやんさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2017年11月13日 21時) (レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
ささやん - とても面白いです。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。更新頑張ってください。これから応援しています。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴里 | 作成日時:2017年10月22日 7時

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