07 YG ページ7
-ユンギ-
TH「アヤちゃん忘れものない？大丈夫？」
「お姫さんお帰りです。」
CY《はーい。お姫"様"ね！》
「へいへい」
インカムで告げるとすぐにやって来たチャニョリヒョン。
テヒョンが相手してた細客が今にも泣きそうな顔でチャニョリヒョンに連れられて出口へ向かう。
「お前もよくやるよな。」
TH「あの子可愛いからアルマンドロゼ以上頼んだらアフターつけても良いのに。ドンペリ白はマジ論外。」
「金の亡者かよ。」
TH「お喋りしてお酒飲んでキスしたら馬鹿みたいにお金がもらえる世界だから〜。」
「げっすい奴。」
TH「ふふ、こうやって生きてくように教わりました〜。」
「良い性格してんなほんと。ほら、次はあのおば様だぞ。」
TH「あーマジだるい〜。あのおばさん香水キツすぎて無理。」
「店内で客の悪口言うなよ。」
TH「今日ベッキョニヒョンいないから大丈夫〜。」
「チクるぞ。」
TH「だめです、あのヒョン怒ると怖いの知ってますよね。」
「だったらさっさと行け。」
TH「はーい。」
あーもう、って呟きながらもほかの客が近くを通るとまるで王子様のように柔らかく微笑むテヒョン。毎日毎日どれだけ女落としたら気が済むんだあいつは。
呆れるわ、と思いつつも片付けに取り掛かろうとすればイヤホンからヒョンの声が聞こえてきた。
CY《シュガ、ちょっとカウンター来て。代わりにそっちの片づけホソク行って。》
「うぃー。」
HS「シュガヒョン、代わります。」
「ん、頼んだ。」
ホソクとバトンタッチしてカウンターに向かうと、チャニョリヒョンの隣にナムジュンがいた。
2人は何やらパソコンの画面をのぞき込んでいる様子。あの2人身長高いから近付きたくないんだけど。
「なんすか。」
CY「今セフンがエース客相手してるんだけどさぁ、もう一人セフンの太客もこれから来るらしくて。
エース客多分延長するから太客どうしよう、って感じ。」
「ベッキョンさんに確認は？」
NJ「さっきから電話してるけど出ないです。」
「こういう時どうしてんすか？」
CY「ベッキョンが相手してる。」
NJ「ヒョンは相手できないんですか？」
CY「絶対無理！ベクだからできるんだよ！」
「上位ナンバーは？」
NJ「シウミンヒョンだけ今は空いてるけど、予約客が…。
あ、電話繋がった。」
BH《要件だけ言え。》
CY「イライラしてる…！早く、ナムジュナ！」
NJ「あぁ、えっと…、」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 520人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやテテ(プロフ) - PEKOさん» こちらこそです！嬉しいです〜！楽しんで頂けますように…。コメントありがとうございました😊 (9月27日 22時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
PEKO(プロフ) - あやテテさん、Twitter承認ありがとうございました🙏ゆっくり作品読ませて頂きます☺ (9月25日 20時) (レス) id: a1a5155f7e (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し45051号さん» 初めまして！中々お話進まず申し訳ないですが、そう言って貰えて大変嬉しいです！今後ともよろしくお願いします。コメントありがとうございました！！ (9月15日 22時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
名無し45051号(プロフ) - 初めまして初見の者です！このお話めちゃ好きです気長な更新まってます！ (9月15日 2時) (レス) @page42 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - murasakiさん» 中々更新できずにごめんなさい！またゆっくりと頑張っていきます。よろしくお願いします！コメントありがとうございました。 (2022年12月27日 23時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年9月24日 22時
