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｢さとみくんの勇気がすごいよ｣
さとみ｢みぃちゃんに言われた、
同じメンバーだから付き合えないって。
多くのリスナーさんがいる俺とは付き合えないって｣
｢なるほどね｣
さとみ｢バリバリ脈ナシだけど、
諦めきれなくて………どうしたらいいかな？｣
｢なるほどね、でも、なんで俺？｣
さとみ｢莉犬が1番まともに恋愛してそうだから｣
｢あーね。そうだねー。
俺、さらっとさとみくんの事
どう思ってるか聞いてみるわ｣
さとみ｢ありがとな｣
｢みぃちゃん、もしかしたらさとみくんの事
試してるのかもね｣
さとみ｢試してる？｣
「みぃちゃん、たまに暗い顔で
外眺めてる時とかあるじゃん。
きっとさっき言った理由だけじゃないと思う。
みぃちゃんは無理やり突き放すような子じゃない。
多分さとみくんが自分に相応しいか
試してるのかな〜って」
さとみ｢俺はどうしたらいい？｣
｢無理やり着飾らなくていいと思う。
ありのままのさとみくんなら大丈夫｣
さとみ｢そっか｣
｢前にジェルくんから聞いた事ある。
みぃちゃんってなにか闇があるって｣
さとみ｢それを晴らしたら俺の事見直してくれるかな？｣
｢かもね｣
さとみ｢よし、頑張るぞー｣
｢でも、あんまりグイグイ行き過ぎたらダメだよ。
みぃちゃん、考えが大人だから、
大人っぽい行動を心がけてね｣
さとみ｢ああ、そうだな。
ありがとな、莉犬。
相談乗ってもらって｣
｢これぐらいなら全然。
頑張ってね！応援してるよ｣
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作者名：姫さま | 作成日時：2023年6月22日 11時
