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ひろはには心配させたくないから大丈夫。と返信をした。
大人しくお風呂に入って出てくると渋谷さんは台所でタバコを吸ってた。
ときどきすれ違うときにタバコの匂いがしてたから
吸ってたのは知ってたけど、なんでただタバコを吸ってるのもかっこいいんだ。
す「なんか顔についてる？」
貴「あ、いえ。
あ、あの。言いにくいんですけど、私の家の鍵がいま手元に無いので
やっぱり泊めさせてください。玄関でも何処でもいいので。」
す「ふははは。笑
アホか。女の子を玄関で寝かすとかアホすぎやわ。」
腕で顔を隠して笑ってる。癖なんだろうな。
す「そのソファー布団にもなるからそこで寝な。
俺の布団よりふわふわやしな。」
ふぁ〜。ってあくびをしながら洗面台に向かう渋谷さん。
私、本当に男の人の家に泊まってしまうんだ。
どーしたらいいのか分からなくて、とにかくソファーに座る。
ガチャって音がして
渋谷さんの鼻歌が聞こえる。
私はどーしたらいいのか分からなくて
じっと目の前にあるテーブルを見つめてたら
急に頭に風が当たった。
貴「うわ。なんですか。」
びっくりして振り返ると、後ろにドライヤーを持って立っている。
す「髪の毛短くても乾かさな風邪引くやろ
ほれ、前向け。」
貴「いいです。一人でできます。」
ええから！って言われて結局されるがままに。
この人お酒抜けたのかな。お風呂入る前よりハキハキ喋るし
目もパッチリしている。
普通お風呂入ったら回ると思うけど。
大きくて少しゴツゴツした手が私の頭を撫でるように触れる。
ドキドキしたけど、でもなんかどこか安心してソファーに体を預けた。
す「あ、ちょっと待ってな〜。」
ドライヤーを止めて、ソファーの前にあるスピーかーの元にいく。
なにかしていて優しい渋谷さんが好きそうな曲が流れた。
す「俺この曲好きやねん。ええ曲やろ。」
貴「いいですね。私こーゆー曲良く聞きますよ。」
す「ほんまか？！！いやー。分かっとる。」
曲に合わせて鼻歌で歌いながら私の髪を乾かしてくれてる。
あぁ、いいなこーゆーの。温かい。
彼氏がいる人とかってこんな優しい気持ちにいつもなってるんだな。
って思ってたらいつの間にか意識が無くなってた。
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∞安章イチゴ(プロフ) - ひーさん» ありがとうございます！！引き続き頑張っていくので良かったらよろしくお願いします！！ (2018年1月23日 2時) (
レス) id: 49e46980de (このIDを非表示/違反報告)
ひー - めっちゃおもしろいです！！続きが気になります♪♪ (2018年1月19日 14時) (レス) id: 4201cdeb46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやたぴみるくてぃー | 作成日時：2018年1月13日 22時
