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Aside
外も薄暗く…というか、夜っぽく暗くなってきた。
お兄ちゃん、遅いな…
そう1人考えていると、玄関の扉が開く音。
な、なに、なんか慌ててる感がひしひしと伝わってくるんだけど…
急いで玄関に出ると、
そこにはびしょびしょになったお兄ちゃん。
あ、そっか、傘忘れて…
じゃなくて！！！！
『お兄ちゃん！？大丈夫！？ちょ、タオルタオル！』
そこで待ってて、と促し、脱衣所にあるバスタオルを持っていく。
玄関に戻ると周辺が結構濡れていた。
『ほら、タオル、これで拭いて！
てか、あれだけ言ったのになんで傘持っていかなかったの〜…』
そ「ごめん、忘れてた、まふまふの家行ってから気づいて、
送ってもらおうと思ったんだけど、これから用事あるみたいだったから…」
お兄ちゃんがタオルに顔を埋めながら答えた。
髪もびっしょびしょじゃん…
あぁ…風邪ひかないでよ？
看病するのも大変なんだから…
なんて考えながらお兄ちゃんの後ろに回って
少しだぼっとなってる部分を絞る。
うわ、凄い水出て来る…
『お兄ちゃん、髪とか拭けたら着替えてきて、
その服洗濯機に入れといてね』
そう言うとお兄ちゃんはつかれた様子で
脱衣所へと向かっていった。
よし、床拭くか。
一応もう一枚タオル持ってきて正解だった。
床ふける。
綺麗に拭き終わって、
脱衣所から出てきたお兄ちゃんを見てふと思った。
”お兄ちゃん100％風邪引いたでしょ”
と。
なんか、さっきから返事が適当だし、
ふらふらしてるし、
顔色も悪い。
とりあえず、リビング行って熱計らせないと。
『おにいちゃーん、ほら、体温計あるから熱計って見て』
そ「…え？俺風邪引いてないよ…？」
『うそつき。顔色悪いし返事も変だったし
まあさっきは大丈夫だったけど…
それに、歩いてるとふらふらしてるんだもん
ほら、計りなさい』
そう言って、体温計を手渡す。
渋々体温計を脇に挟んだ兄は、
ほんとに疲れている様子だった。
『…そう言えば、まふくんのお家にいたんでしょ？
傘貸してもらうとかはなかったの？』
そ「…まふまふに何回か貸してもらってるけど、
返してないから、貸してもらえなかった…」
え、じゃあさ、これで風邪引いたらさ、
『…自業自得じゃん』
あ、声に出ちゃった。
そ「自業自得じゃないよ…まふがわるい…」
すると、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯと音を鳴らす体温計。
何度？と聞いて体温計を覗くと、
38.6との表示。
…お兄ちゃん、案の定風邪ひきました。
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蒼也 - 僕まだ小6だから中1の問題解らん！です (2019年7月22日 18時) (
レス) id: 86451e69dd (このIDを非表示/違反報告)
雨哀 - いやぁぁぁぁ面白すぎですよこの小説。あ、後俺テントの点社会36点なんで^^ (2019年2月14日 20時) (レス) id: a1f11e755f (このIDを非表示/違反報告)
908@くれは - 初コメ失礼します！ 主さんの作品面白いですね！私も占ツクで書いているので少し参考にさせていただいてます！ あとちょっと質問なのですが、主さんは群馬住み又は群馬に親戚さんいるんですか?？学校の号令を見て気になったんですよ (2017年9月18日 14時) (レス) id: 3dbfb0714d (このIDを非表示/違反報告)
ユピト(プロフ) - 彩描さん» ごめんなさい！やってません。 (2017年9月4日 6時) (レス) id: 177928c081 (このIDを非表示/違反報告)
彩描(プロフ) - ユピトさん» ありがとうございます！お友達とは…？Twitter上なら大丈夫ですけど、やってますかね…？無理でしたらすみません… (2017年9月3日 20時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩描 | 作成日時：2017年6月12日 18時
