【歌い手】シェアハウス。貴方には救うことが…【シェアハウス】

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A＿side

私がluzくんに敬語で話さないようにしたからなのか、
少々喜んでいる様子のluzくん。

なんか、こう、オーラ？が違う。

ふわふわしてる。

家具屋さんまでは、結構近くて、
歩いても行ける距離だった。

でも、あつい…

96「あつい…」

『そうだね…』

もう夏だねーなんて、言って、96ちゃんと笑い合う。
ふわぁっと吹く風は気持ちいものの、
日差しはやはり強い。


天「ほらほら〜、そこ2人うなだれない…
そろそろ着くから我慢して〜」

なんて言ってる天月くんも、若干汗をかいている。

向こうには、家具屋さんが見えた。

ろんさんもなんだかわくわくしていて、
私も何か買おうかな…
なんて、呟いている。



建物内に入ると、クーラーの冷えた風が流れ込んでくる。

あぁ…気持ちいい…

る「涼しい…」

96「ここ天国やろ…」

天「疲れた〜…」

なんて、3人は言っている。

一方ろんさんは、

ろ「家具、早く買っちゃおっか！」

なんて、張り切っている。

『うん…！』

『ほらっ！皆行くよ！』

なんて、96ちゃんたちに言う。



カーテンなどを見て迷っている時、
luzくんが口を開いた。

る「Aは、好きな色とかあるん？」

好きな、色…

96「それわしも気になるわぁ…」


『好きな色か…
水色、とか、淡い感じの…』

ろ「なるほどっ！」

天「水色とかならこの辺かな…」

ろんさんと、天月くんも聞いてたのか…
さっきから色々見てるな、とは思ってたけど、
話はしっかり聞くんだね…

天月くんに手招きされてそこにいくと、
水色の可愛らしいカーテンなどが見て取れた。

ろ「天月くん意外にセンスあるじゃん…
Aちゃんっ！私的にもこれいいとは思うんだけど…」


『これに、します…！』

いわゆる、一目惚れ、みたいな。
って、カーテンに一目惚れとか…(笑)


＊


ろ「いっぱい買ったね〜！」

96「ほんとね…！」

布団カバーや、枕カバーなども、水色が基調となったものにして、
なるべく合うようなものを選んだ。

机などは、後々届くらしい。

『皆持ってくれてありがと…重いだろうに…』

なんて、皆にいうと、
大丈夫！
なんて声が口々に聞こえた。

ほんと、皆優しい…

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