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A_side

96ちゃんとろんさんは部屋にいるって、

天月くんから聞いた

取り敢えず、ろんさんのとこ行こ。

ろんさんの部屋はたしか、
ここ。

『なんだ、私の部屋のすぐそこじゃん。』

そうつぶやきながらこんこんとドアをノックする。

は〜い、とろんさんらしい可愛らしい声が聞こえる。
がちゃ、と扉を開けるろんさんに、

『そろそろ私の家具買いに行くからろんさん呼んできてって、
天月くんが言ってたよ』

と、言った。

ろ「あ、そろそろ行くの?
じゃあ、準備してるから先に行ってて!」

そう言うと、ろんさんは、ぱたん、と
扉を閉じた。

『えっと、次は、96ちゃ…』

ぼふん、と、私に何かがくっついた(?)音がした。

『なんだ、96ちゃんかぁ…』

96「な、なんだとは…!?

てか、そろそろ行くんやろ?」

今だ抱きついたまま、96ちゃんは
言った。

『うん。そろそろ行くみたい。
でも、今ろんさんが準備してるから、
先リビングに行って待ってよっか。』

そう言って、私はなんとか96ちゃんを離し、
リビングへと降りていった。


『96ちゃん確保ー』

そういった途端、周りの人達が笑い出す。

96「確保された…っ!?」

96ちゃんもノッてくれる。
ナイス。

『あ、ろんさんそろそろ来ると思います。』

そう言うと、皆それぞれ
りょうかーい
みたいなことを言っていた。



ろ「おまたせ〜、ちょっと遅くなっちゃった、
携帯どっかにおいたまま探してて…」


ろんさんが、リビングに来ると、
天月くんが、

天「よしっ、じゃあ行こう!!」

と、言ったので、
私はパーカーを羽織り、

天月くん、luzさん、96ちゃん、ろんさんという
なかなか無いであろう組み合わせの4人とともに、
出かけていった。


道中、

る「なあなあ、俺思ったんやけどな、
みんな敬語無くなってるのに、
俺はだめなん?」

と、luzさんが言ったので、
少々驚く。

『…いいですけど、
なんというか…?』

る「ん…?」


『…いや、その、
敬語なくしたい、っていう機会がなかったんです、よ…』


えへへ、と笑ってみせる。
笑えたかな、なんて。

ろ「そっか、じゃあ、今から
Aは敬語なしにしてくれるん…?」


いかにも、
威圧。
とつきそうなくらいの感じで話しかけるluzさんに、

負けてしまった感じがする、色々。

『わかりまs…わか、った。
じゃ、今日から敬語、なくしてく。
よろしく、luzくん、』

なんとなく、さん付けからくん付けになってしまったけど、
いいか。

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彩描(プロフ) - あさひさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2017年8月13日 21時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
あさひ - 凄く面白いです! 更新がんばってくださいね(^_^)/~ (2017年8月13日 10時) (レス) id: 943a80d106 (このIDを非表示/違反報告)
彩描(プロフ) - たぴおかさん» ありがとうございます…!恐縮です…! (2017年7月31日 15時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか - すごくこのお話好きです。これからも頑張ってください! (2017年7月31日 15時) (レス) id: d73681f465 (このIDを非表示/違反報告)
彩描(プロフ) - whiterabbit(ホワイトラビット)さん» そうなんですよ〜…あの二人だとまふくん二人になっちゃいますからね…wそれと、いつもコメントありがとうございます! (2017年6月9日 17時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩描 | 作成日時:2017年5月24日 20時

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