好きです！！

『口が悪いのも愛嬌の１つ…であってほしい』 ページ11

貴女said

ドリアもあとちょっとでなくなる
銀さんはチョコレートパファも食べるから私より食べるのが遅いと思ったけど私より少しペースが早かった

『江戸って歌舞伎町が有名なんですよね』

坂田｢まー…良くも悪くもな｣

『もしかして住んでたりします?』

坂田｢まぁな｣

『案内に適役じゃないですか!午後からお願いしますね!』

坂田｢おう｣

食べ終わったし話すことも思いつかないからファミレスを出る
もちろん依頼料なので私持ちだ

銀さんが何か考えると、どこかに向かって歩き始めたので慌てて追いかける

『どっ、どこに行くんですか?!』

坂田｢俺ん家…今は会社って言うべきか｣

『本当は別に依頼があったんですか…?』

やっぱいきなりだったし別の日にすべきだよね

坂田｢心配すんなよ、うちの社員に依頼があったのを伝えるだけだ｣

『そうですか、どんな方なんです?』

坂田｢地味なメガネと大食いマウンテンゴリラ｣

『え?』

大人しい女性とガタイのいい男性とかかな?
もう少し優しい言い方してもいいと思うけど
面倒見の良い社長と知的な女性、力自慢のマッチョさん
少数精鋭って感じがする…!!

『会うのが楽しみです!』

坂田｢え、今の説明でか?｣

『大人しい女性と筋肉の立派な方ですよね?』

坂田｢ブフォッ｣

…なんかすっごい笑われてない?
もしかして違った…?

『あ…違いましたか?』

坂田｢や…ﾌﾟﾌﾟいいと思うﾌﾟﾌﾟｯ｣

『めっちゃ笑うじゃねェか!!違ェなら違ェって言えねェのか?!』

坂田｢えっ｣

『な、何でもないですよ』ﾆｺ

いっっっけねー…ｯ私の悪い癖が…
組のみんなの怒る口調が似たんだよなぁ…

坂田｢今何か乗っ取っられて『気のせいです!!』あ…そう｣

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