xとyと、この感情の求め方【ころん】【莉犬】

＃13 ページ14

今でも、感情がないなんてことを言われると、思考が止まってしまうのだ

暁星さんの言った、たった一言でぼやけてた視界の中、心配そうに私の顔を覗き込む莉斗が見えた

ああ、また私、莉斗に迷惑かけちゃってる…

もう、莉斗に心配させないって、決めたのに…

……そうだ

私は強くなって、あんな奴らに莉斗がいじめられないように、莉斗を守るんだ

こんなところで…こんな卑怯なやつに、負けたくない！

私の意識は、一気に引き戻された


莉「A……？」
「莉斗、私はもう大丈夫」

そう、私は大丈夫

こんな奴に負けない

さあ、反撃の時間だ


−−−

短くて申し訳ない…

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