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沖田side
刀の手入れをしている時、突然部屋に入ってきて居座り始めたA
いつもなら、奇行行動を起こすのに、今日は気味が悪いくらい静かだ。
体育座りをして、膝に顎を乗せながら俺の刀をジーッと観察している。
沖「おい」
『はい、なんですか』
何気に巷で人気の上目遣い、になっているがそこはスルーしておいて本題に写る
沖「何悩んでんでィ」
『え!』
なんでこいつ知ってんだ!みたいな驚き方をするこいつに若干イラつきながらもそこは抑える。
ここは女がいない。それに買い物いく意外は外に出ないし万事屋以外交流は少ない。
そんな中で悩みがあるなら一人で抱え込んでいくのが見えている。
そんなことされて仕事に支障が出るのはこっちも困るので、とりあえず問いつめる
『この私に悩みなんてあると思います?』
沖「んじゃ、さっきからなんで黙ってんでィ」
『え、普通に刀の手入れに見惚れてたからですけど?
やだー隊長私が悩んでると思ってたんですか?かわうぃー』
殴りてぇ、こいつを本気で懲らしめたい。
だが、無理矢理茶化してんのはわかる。
ま、相談相手なら俺じゃなくて近藤さんが適任なんだろうが
沖「なんかの愚痴だったら近藤さん聞いてくれるぜィ」
『だから悩みなんてないんですってば』
沖「あっそ、そりゃすいやせんねー」
手入れが終わった菊一文字を鞘に納めると、Aは待ってましたと言わんばかりに俺に期待の眼差しを向ける。それと同時に腹の虫が響いた
沖「・・食堂でいいだろィ」
『ファミレスがいいです』
沖「なんでわざわざ俺が連れてかなくちゃなんねぇんでィ。
自分も給料もらってんだろうが、一人で行け」
『隊長から奢ってもらうご飯が一番美味しいんです!
ファミレスのプレミアムステーキで我慢してあげますから』
沖「何が我慢だ、どさくさに紛れて一番高いもん毎回頼みやがって」
俺はこいつのなんなんだ。
土方さんんと近藤さんには頼まず、毎回俺に飯を奢ってもらおうとする。
一応公務員で、奢ることは別に痛手ではないがこいつに奢るというのが気に入らない
沖「・・・ったく。20時には見廻りでィ。それまでには戻ってくるぞ」
だが、最終的にめんどくさくなって、毎回俺はこいつを甘やかしてしまう
『えへへ!やった!ティラミスも食べよ』
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2023年2月2日 2時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして!更新されるの待ってます(><) (2022年8月16日 8時) (レス) @page26 id: a5d39e3f52 (このIDを非表示/違反報告)
姫 - 続きたのしみにしています。頑張ってください。 (2022年4月15日 1時) (レス) @page26 id: 3e72938c35 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは⭐︎また更新されるのを楽しみに待ってます (2022年1月18日 13時) (レス) @page26 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは⭐︎また更新されるのを楽しみにしてます♪ (2022年1月12日 17時) (レス) id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エレーナ | 作成日時:2018年9月18日 23時