沖田総悟に喧嘩を売るのは人魚姫２

１２！！ ページ13

土方side



山崎から一報が入ったのはちょうど飯を食い終わった時だった






”江戸城付近で複数の爆発です。被害は大きく、犯人は立てこもっています”




すぐに一番隊、５番隊、２番隊を出動させ俺も近藤さんと準備にかかる。


その時、Aが珍しく暗い顔で声をかけてきたが、今はそれどころではなかった。
あとでにしてくれ、そう言ったが、Aはなぜか俺たちについてきた





土「おいテメェまでなんでパトカーに乗ってんだ！」



『何かあったんですよね！？私もお手伝いします』


近「Aちゃん、気持ちは嬉しいけど危険だ！」



『私には水を操れる。この前みたいに被害を抑えることはできます！』


今更こいつを下ろす時間もない。

俺たちは諦めて現場へ直行した









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沖「立てこもってんのは浪士３人。人質は女性一人、子供４人、男性３人です」




コンビニ横の花屋とスーパーが爆破され、消化活動が行われている。


Aはできるだけ水が店に届くようにさりげなく水を操っていた




土「武器は？」




山「銃をそれぞれ一つ所持しています」


飛び道具となると、突入の際に、人質を殺されるリスクが高い。



ここは慎重にいかねぇとヤベェな



『・・・土方さん、私が犯人の手を凍らせます。そこで突入はどうですか？』



こいつなら遠方から水を操れるし、浪士たちも気づくことはない。


爆破が後どこにあるかもわからない今、こいつに頼るのが一番の策かもしれねぇ



沖「人質の命預かってるけどやれるのかィ」





総悟も期待の眼差しで見ている



ここは、手伝ってもらうしかねぇな






運がいいのか、立てこもりをした際ドアが壊れているらしく開きっぱなしだ。

これならわざわざ自動ドアを開けに行かなくてもAが攻撃をできる



今はこいつの力に頼るしかねぇ

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