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第九十五話 ページ47

私は家に帰る途中、盗聴器を捨て、家に帰ってからはお母さんから、なぜかもらった金属発見器を押入れから出して、今来ている服や物に当てた



あの盗聴器以外、怪しいものは付いていない。


帰る途中も誰にも追いかけられなかったし、待ち伏せもされなかった。



よかった・・・そう思いベッドに寝転んで携帯を開き、電話帳から一人の人物の電話番号を開く






沖田総悟





私の電話帳で一番に出てくる名前。



もし、私の気持ちを知らず前までの居心地のいい関係だったならば、ここで私が助けて、と言ったら多分真選組を動かしてくれた。


でも、今は私は拒絶されている身だ。



めんどくさい、そう思われてるのだ





ため息をつき、枕に顔を埋めると携帯がいきなり鳴って私は飛び起きた





今度は非通知じゃなくて、近藤さん の文字



私は別に近藤さんと電話をできない関係でもない。ちょっと心を準備させてから私は通話ボタンを押した




『もしもし、近藤さん?どうしたんですか?』



近「Aちゃん!Aちゃんのマンションって大江戸テレビ局の近くのところだよね?」


『え?はいそうですけど』


近「今山崎をそっちに向かわせたからパトカーに乗って大江戸病院に来てくれ。


君の家族が爆破に巻き込まれた」


『・・・・え?』









.





.





.






.




沖田side





山奥にある小さな神社で爆発があったと通報があった。




すぐに出動し神社に向かったったが俺たちは絶句した




粉々の神社付近で3人が倒れているのが発見されたのだが、その3人は俺たちが前回病院で会った
柏木の両親と兄貴だった



兄「A・・の・・・・っ・・で・・・たす・・・・」



血だらけの手で俺の手を握りしめながら何かを訴えていた兄貴。
だが、全く聞き取れずそのまま気を失い大江戸病院に運ばれていく








.






『っ!お母さん!!!!』




近藤さんの電話で駆けつけた柏木。



血相を変えて、ベッドに横になる母親の手を握りしめ必死に呼びかけている





土「・・・3人とも重症だ。いつ意識が戻るかわからない」




『そんな!!!!!』



代わる代わる、手をとって必死に声をかけ続ける柏木。



こんな状態なのに柏木は涙を流さず、むしろ怒りを抑えているように見えた

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kanna(プロフ) - 文章中のSNSのコメントにセンスを感じました…!めっちゃ好きです!応援してます! (2018年9月30日 19時) (レス) id: feab512cff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 今まで読んだ小説の中で一番好きです!頑張って下さい (2018年9月6日 15時) (レス) id: e9ed424476 (このIDを非表示/違反報告)
西島 希依(プロフ) - 1話から70話まで一気に読みましたが、すごく面白くて大好きになり!更新楽しみに待ってます!頑張って下さい! (2018年9月5日 22時) (レス) id: 1be59f6fd6 (このIDを非表示/違反報告)
- ほんとこの作品大好きです!更新頑張ってくださいぃぃぃ!!! (2018年9月4日 23時) (レス) id: 60ade2f7bb (このIDを非表示/違反報告)
エレーヌ(プロフ) - ルートさん» ありがとうございます!気に入っていただけて嬉しいです。更新頑張ります! (2018年9月4日 17時) (レス) id: a19c0604ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エレーナ | 作成日時:2018年9月4日 1時

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