一番隊隊長VSクールビューティー芸能人２

大八十一話 ページ33

沖田side



「し、失礼いたしました。番組の途中ではありますが、ここで終わりにしたいと思います」


司会者ではない別の奴がカンペを見て言っているのか、たどたどしくしめた。




生放送にも関わらず、あいつは抗議した。


つーか、冷静に話してたけどあれはマジギレだ。
あいつそこまで真選組を大切に思っていたのは知らなかった




土「・・・あれが吉と出るか凶と出るか。
凶と出たならあいつ、今後仕事なくなるぞ」



近「や、やばいくね？俺たちのことなんてスルーしておけばよかったのに！！！
よし、もしテレビに出れなくなったら俺たちの女中として雇うか！」





賛成！あの司会者最低だーと他の隊士も近藤さんに続いた。




山「いや・・・大丈夫みたいですよ局長。SNSの反応は吉というよりか大吉ですね。
Aちゃんの好感度上がりまくってます」




人柄が出たな。

あの司会者を１８の奴が撃退したんだ。俺がもし一般人でもあいつの好感度は上がってらァ。


いくら世間の反応が良くても、もしかしたら裏ではそうでないのかもしれない。
柏木が心配になり携帯の電話帳を開いて見る
だが、電話をする勇気はない。

あいつとこれ以上関わったら次は最悪な状況に巻き込むかもしれない


おそらく近藤さんが電話する。俺は、何もしないでおこう









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私の生意気発言は、運よく吉と出た。

番組スタッフからは以外にも、感謝されたし謝られた。


共演者の同じ事務所の俳優の赤井君からは
ものすごく爆笑をされている


「Aちゃん、あれ生放送なのに、最高！
よくやったよ！！」

バシバシと肩を叩いて笑ってる。


「いやー、本当にしっかししてるね１８歳なのに。俺２つも年上なのにあそこで言える勇気なかったよ。すごいなーAちゃん」



『いえ、あれは思わずカッとなって・・・。だって真選組の人たちあの司会者が言ってたような人たちじゃないの』


「うん、それはわかる。あの人は意見が偏りすぎていたね。
なんかAちゃんが本当に真選組の人が好きなんだなって伝わってきたよ。Aちゃんは悪くない」


そう言って赤井さんは頭を優しくポンポンと撫でてくれた。




そういえば・・・前に沖田にもポンポンされたな

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