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身内のキャバ嬢はキツい ページ42

次の日、私達はいつも通り体育の授業で、訓練をしていた。


…いつも通り、とは言ったが、訂正しよう。一つだけ、いつも通りじゃないことがある。


イリーナ先生とロヴロめっちゃ見てくる。


え?なんなの?昨日何があったの?私が帰った後何があったの???

めちゃくちゃ烏丸先生狙ってるじゃん。殺す気満々じゃねえか。何したんだ烏丸先生。


そんなことを考えていれば、いつの間にか授業は終わりに近づいていた。

そして授業を終える前に、烏丸先生から昨日何があったのかを説明された。


なんでも、二人に勝負をしてもらうため、あのタコが烏丸先生にも協力を仰いだらしく、先に先生を殺した方が勝ちということになったらしい。


イリーナ先生が勝てば、彼女がここで暗殺を続けることを許可してもらうらしい。


なんだ、アイツ。結局イリーナ先生に撤収するよう言ったのか。これだから、何も見えてない奴(・・・・・・・・)は駄目なんでさァ。


「……というわけだ。迷惑な話だが、君等の授業に影響は与えない。普段通り過ごしてくれ。

今日の体育はこれまで。解散!!」


全く、苦労が絶えないな、烏丸先生は。

そんなことを思いながら校舎に歩を進めていると、イリーナ先生の猫なで声が聞こえてきた。


見れば、明らかに何か入ってそうな飲み物を烏丸先生に進めている。

先生にもそれを見抜かれ、慌てた末にイリーナ先生は転んでしまった。


……先生、焦っちゃってるなあ。そりゃそうか。顔見知りに色仕掛けだなんて、できたもんじゃねぇ。

一回だけ、妙ちゃんに頼まれてヘルプでキャバ嬢になったことがあるが、あの時松平のとっつぁんが来てめちゃくちゃ気まづかったのを覚えている。


あの時はほんと、いっそ殺せと思ったね。

因みに、とっつぁんはあの時の写真を未だに消してくれていない。解せぬ。


……ん?待てよ…ちょっと待て。どこまでがこの世界で描かれてるか知らねえが…もしかして……


『ふ、不破さん。銀魂に、私がキャバ嬢になった回ってあったりする…?』

「ん?いや、無いと思うけど…それって…!!」


キラリと光った瞳に、墓穴を堀ったと今更気づいた。急いでその話を切り上げ、教室に逃げたのは言うまでもないだろう。


無論、その後は質問攻めに会い続け、気づけばお昼の時間となっていた。

屋根の上で菓子パンを頬張っていれば、木の下でご飯を食べている烏丸先生に、イリーナ先生が近づいている。


イリーナ先生、殺る気だな。

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白猫 - まじで面白いです。更新楽しみにしています。 (2019年10月7日 16時) (レス) id: fe959518f7 (このIDを非表示/違反報告)
餅みそ - 銀魂と暗殺教室のコラボ→神!!! つまりこの小説神!!!早く続きが読みたいです気になります!更新頑張ってください。 (2019年8月21日 18時) (レス) id: bfc2e3a90c (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - 沖野猫松さん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて、とても嬉しいです!これからも更新、頑張りますね! (2019年8月20日 19時) (レス) id: 47c8e13314 (このIDを非表示/違反報告)
沖野猫松 - とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年8月20日 18時) (レス) id: 40ce46605e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍夜 | 作成日時:2019年7月21日 21時

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