21〜行為〜⚠観覧注意 ページ34
杉浦視点
太「………うっ嘘っす。信じっれないっす………」
太一がそう言う
平「………危害は与えないから……………ちょっとでもいいから信じてみて………」
太「無理っす………僕に近づかないで………」
太一がそう言うとカッターを俺達に向ける
投げる気か!?
平「避けて!」
璃人がそう言うと太一がカッターを俺に向かって投げる
本気か!?
「あっ………」
気づいたときにはカッターが目の前にあった
俺はとっさに左に移動する
グサッ
痛っ
カッターが俺の右腕に刺さる
反応が遅れたようだ
傷口から血が溢れ出る
太「もう、みんなっ………みんなっ居なくなればいいんっすよ……………」
太一がそう叫ぶ
平「………本当にそれが太一の考えなの?………………」
太「そっそうっすよ…………僕みたいな何の取り柄のないっ……特別じゃないっ………人なんて居なくてもいいじゃないっすか………」
特別じゃない人なんて居ないんじゃないか?
居なくなればいいなんてなんてことをこいつは考えているんだ
でも結構矛盾している気がするが
その言葉にはまだ続きがあった
太「………でも、世の中って不平等じゃないっすか?………特別じゃない人は特別な人にっ……いつも見下されるんっすよ………こんな世の中いやっす…………だからっ僕が終わらすんっすよ、こんな不平等なっ世の中を…………」
いや一人じゃ無理だろ
てゆうか特別じゃない人は特別な人にいつも見下されるってどうゆうことだ?
俺は見下すつもりは無いぞ
きっとあいつも特別で、取り柄もあるやつだ
第一自分で世の中を変えるって思うのは凄いことだろ
しかもこの歳で…………
「太一、よく聞け。お前は取り柄もない特別でもないやつじゃない。そして俺はお前を見下すつもりは無い。きっとお前だって特別だ。取り柄のない人なんて居ない。俺を信じてくれ。もう一回言うぞ、お前だって特別だ」
太「じゃあ僕の取り柄を言ってみるっす………言えなきゃっそんなの信じれるわけないっすよ」
太一の特別な所……
「まずお前は、一人でも世の中を変えてやるって思えるんだろ?俺は凄いことだと思うぞ。それに朝霧と言うやつに慕われていたじゃないか。お前は朝霧の代わりにいじめられたと言っても間違っては無い。それほど勇気のあるじゃないか。」
これが今自分の思う太一の特別なところだ
勇気があるいは凄いことだ
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駄作者ことあや(プロフ) - あとハート200超えもありがとうございます! (4月3日 21時) (レス) id: 6622b2e03e (このIDを非表示/違反報告)
駄作者ことあや(プロフ) - 2000hitありがとうございます! (4月2日 15時) (レス) id: 6622b2e03e (このIDを非表示/違反報告)
駄作者ことあや(プロフ) - Riさん» コメントありがとうございます!そんな上手くないですよ……更新頑張ります (4月2日 11時) (レス) id: 6622b2e03e (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - もうなんかすごいです!めっちゃうまい!もうめっちゃキュンって感じです‼︎ (4月1日 21時) (レス) @page45 id: 04801e3553 (このIDを非表示/違反報告)
駄作者ことあや - 鈴草風音さん» 全然大丈夫です!確かに冗談言わなそうなキャラが乗っかってる……… (4月1日 13時) (レス) id: 3f055e2e94 (このIDを非表示/違反報告)
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