オンライン！殺し屋パロ

９〜名前〜 ページ11

尚美視点
「孤独の裏切り者」の過去を聞き終わった
私も似たようなことがあったけど私よりも酷くて悲しい話だった
太一さん達にも言われたことがある、

「「この社会に入ってきてしまったらこの社会で最後を迎えることになる」」

孤「別に俺はあんたたちを恨んでいるわけでもない・・・・人の命は平等にあるのになんでこんな社会があるんだろうね」
悲しい顔をして「孤独の裏切り者」が言う
この人だって人を殺したいわけでもないのに悪者に仕立て上げられる
私はこの人に捕まっているのに同情していた
孤「俺はあんたを殺すつもりってわけじゃない・・・」
ん？殺さない？人質にしたんだから殺すと思っていた
孤「仲間に見捨てられたら俺の仲間になる？あんた救護だろ？役に立ちそうだし」
そのとき私は「仲間になりたいと」思っていた
舞ちゃん達についていくと決めたのと同じ感情を抱いていた
でも舞ちゃんたちには一度救ってもらった恩がある
「孤独の裏切り者」さんも一度救ってもらったから敵討ちをしようとしている
でもこの人は「孤独」でもないし「裏切り者」でもない
「あなたは「孤独」でもないし「裏切り者」でもない」
「あなたの本当は翼って言われたいんでしょ？」
孤「俺は「孤独」だし、「裏切り者」だ。あの名前なんて捨てた・・・」
「なんで捨てたの？海津翼っていうんでしょ？いい名前だと思うよ」
翼「その名前で呼ばないでほしい。あのときの無力さが思い出される・・・・・」
「あなたは無力ではないのよ、翼君が無力じゃなくてもあれはどうにもなれないんだから」
翼「そんな事言わないでよ・・・・「孤独の裏切り者」はもう世間に浸透している、だから名前はもう変えれない」
翼「じゃあね、君の仲間がそろそろ来そうだから出迎えてくるよ」
そう言って翼君は君外に出いていった

１１月１２日
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