少女と男だらけの生活【男性声優】No.２

お誘い ページ41

江口side



それからなんだかお互いがお互いを意識して
ギクシャクした空気になった。

一応会話はあるものの、前みたいな穏やかな
空気はなかった。




『…っ、皆さん！おはようございます！いい天気ですよ！』




Aちゃんも、この空気に気づいているのか
焦ったようなそんな顔をしている。


今日がOFFだった俺は、
いつものように早めに目が覚めてしまいリビングにいた。




･


仕事がある人達が出ていくと
もっと静かになった部屋。



『………はぁ、』

江 「……大丈夫?」

『あぁ、大丈夫です…。ただあんな空気は耐えれないですよね(苦笑』



彼女のそんなしんどそうな顔は見たくなかった



江 「…、ねぇAちゃん！」

『っ、どうかしました…?』

江 「どっか遊びに行かない…? あ、嫌だったらいいんだけど！！」



急に言いすぎたかなぁ、Aちゃん驚いてるし……。



『……ふふっ、いいですね。どこか行きましょうか』

江 「…っ！ありがとうっっ」



なんだか、Aちゃんの方が大人みたい(笑)


･




･

『さて、どこに行きますかね…』

江 「うーん、とりあえず歩いてみる?」

『そうですね！』



俺よりも何cmも小さい彼女は、
とても可愛い服に身を包み、軽い足取りで歩いていた。



元気になって、良かったなぁ…。


『…え?』

江 「え、なに?!あ、声に出てた!?」

『…いえ、心配してくれてありがとうございます』



なんでこんなに大人びているんだろう。
今時の子は、こんななのかな…。



江 「よし、Aちゃん。動物は好き?」

『…そうですね、嫌いではないです！』

江 「そうと決まればレッツゴー！！」

『わっ、江口さん?!』



繋いだ手から、気持ちが伝わりそう…。
顔は熱くて足がふわふわするなぁ、、。

可愛すぎるんですが…?→←これから

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