争奪戦と変な気分 ページ38
立花side
ふと彼女の姿を探すと、机に体を預け寝ていた
立 「あれ、A寝てる…」
島 「今日忙しそうでしたからね」
達 「おーい、A起きろ」
達央が、体を揺らし起こそうとする。
『………んっ、んん〜』
部屋中が、凍りつく。
彼女の声と彼女の身じろぎに思わず反応する
神 「…なに、さっきの」
小 「………ヤバイっすね…」
彼女の元へと歩き、彼女の横に腰を下ろす。
立 「ほらA、起きて」
『……………』
立 「これ、どーするの?」
福 「部屋に運ぶ?運ぼうか?」
部屋中が静かになる。
全員同じことを思っているのだろう。
“誰が運ぶのかと”
安 「そんなの誰でもいいだろう?」
「「「よくないです!!!!」」」
安 「お前ら面倒臭いな」
森 「おじさん前運んだからね(笑)」
浪 「君らに任せるよ(笑)」
俺としても、誰でもいいんだけど…。
この状況どうにかならないかなぁ。
日 「慎ちゃん慎ちゃん」
そう考えていると、ふと日野くんが話しかけてきた
立 「…どうしたの、日野くん」
日 「騒がしくなってきちゃったから、Aちゃん運ぼう」
立 「…あぁ、そうしようか」
日野くんは、Aの隣に腰掛け抱き抱えようとする。
……なんか変な気分。
日 「Aちゃん、ごめんね」
『………っ、ん』
横抱きにしたのを見て、俺は廊下の方へと歩き出す。
扉を開け、ヤツらには気づかれないよう足を踏み出した。
646人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
成海 絢乃(プロフ) - あっぷるれもん@たつ兄loveさん» ありがとうございます(T_T) そんな事言って頂けて感激です!新作も出来ましたのでそちらもお願いしますね (2016年6月28日 7時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるれもん@たつ兄love(プロフ) - 完結おめでとうございます!!! 読んでいてとても楽しかったです これからも更新など頑張ってください! 応援してます!!! (2016年6月28日 6時) (レス) id: cbce8162a8 (このIDを非表示/違反報告)
成海 絢乃(プロフ) - 咲倉絢音さん» ご愛読ありがとうございました!! 時間かかっちゃうかもですがよろしくお願いします! (2016年6月26日 18時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
咲倉絢音(プロフ) - 完結おめでとうございます!!前回から愛読させていただいて、とっても大好きです!!次回期待しています!! (2016年6月26日 12時) (レス) id: c055c25810 (このIDを非表示/違反報告)
成海 絢乃(プロフ) - ☆蛍神 風璃 ☆さん» いえいえ大丈夫です!ありがとうございます(T_T) 時間はかかってしまいますがよろしくお願いします!! (2016年6月25日 21時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:成海 | 作成日時:2016年2月27日 19時