甘える ページ37
タオルが冷たくなって、確認してみると
そこには痕なんてなかったんじゃないかってくらい、綺麗に消えていた。
『ホッ。……よかった、』
神 「……大丈夫?」
『はい、ここまでありがとうございます』
神 「本当に消えた?…見せて」
『…え、?』
すると神谷さんは、私の髪を後ろへと流し
痕があったところにスッと手を伸ばした。
神谷さんの冷たい手が、私の首に当たる。
『……っ、冷た…』
神 「あ、冷たかった?ごめんね。…うん、消えてる。よかったね」
『……はい…』
何だか、神谷さん様子がおかしい…?
気の所為、だよね…
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______
広間へと戻ると、何だかいい匂いが広がっていた。
机を見ると、もう料理が運び出されていた。
『…あれ、もう出来てる?』
安 「おぉお帰り。首は大丈夫?」
『あぁ、大丈夫です。ご心配お掛けしました!』
安 「いえいえ。…もうご飯できるから座ってな」
『…作ってくださったんですか?』
安 「なんか作りかけがあったから、作ってみた」←
なんなんですか、天才ですか。
本当にもうお嫁さんじゃないですか←←
『おぉ、ありがとうございます!島崎さんもありがとうございます!!』
島 「僕何もしてないよ〜!ほぼ安元さん!」
『それでも手伝ってくれたのなら、一緒です!』
島 「……そっか^^*」
・
・
『豪華ですね…』
安 「流石に作りすぎたな…」
島 「食べきりますかね…」
不安な3人を余所に、約30人近くの人が
料理をほうばっていた。
『…皆さん、自由ですね』
宮 「安元さーん、超美味しい〜!」
安 「おー。口にあってなにより」
『まぁたまには、こんな日もあっていいでしょう』
皆さんちゃんと食べてなさそうですし(笑) と軽く言うと、隣にいた安元さんに頭をグシャグシャにされた
『ちょ、安元さん?!』
安 「…いつもありがとな。皆お前に救われてるよ」
『……安元さ、』
安 「皆が帰ってくるまで起きてたり、いつ何処でも笑顔でいたり…。よく頑張ってるなぁって。……たまには、おじさん達に甘えなさいよ」
『……もう甘えてます。
…皆さんを信頼してるからこそ、私はここにいるんです。だって信頼してない人と住むなんて出来ないじゃないですか』
安 「……ごもっともだな」
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最近締める時、平和的に持っていきすぎ?
平和ボケしそうですね(笑)
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成海 絢乃(プロフ) - あっぷるれもん@たつ兄loveさん» ありがとうございます(T_T) そんな事言って頂けて感激です!新作も出来ましたのでそちらもお願いしますね (2016年6月28日 7時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるれもん@たつ兄love(プロフ) - 完結おめでとうございます!!! 読んでいてとても楽しかったです これからも更新など頑張ってください! 応援してます!!! (2016年6月28日 6時) (レス) id: cbce8162a8 (このIDを非表示/違反報告)
成海 絢乃(プロフ) - 咲倉絢音さん» ご愛読ありがとうございました!! 時間かかっちゃうかもですがよろしくお願いします! (2016年6月26日 18時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
咲倉絢音(プロフ) - 完結おめでとうございます!!前回から愛読させていただいて、とっても大好きです!!次回期待しています!! (2016年6月26日 12時) (レス) id: c055c25810 (このIDを非表示/違反報告)
成海 絢乃(プロフ) - ☆蛍神 風璃 ☆さん» いえいえ大丈夫です!ありがとうございます(T_T) 時間はかかってしまいますがよろしくお願いします!! (2016年6月25日 21時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成海 | 作成日時:2016年2月27日 19時