少女と男だらけの生活【男性声優】No.２

2人きり ページ30

あれから時間も立ち、もう夕方に差し掛かっていた。



『皆さん！ご飯の準備しますよー』




そう言うと、はーいと言う声が聞こえてくる。
こういう時だけは動いてくれるので、助かっている。


因みに私は今、1人で料理をしています。

安元さんと島崎さんは何処かって？
あのお2人もお忙しいですからね。仕事です←


某連絡ツールで、連絡が来ました。
【ごめん、仕事長引く】と。



『どうするかなぁ』


そんなこんなで私は味付けで頭を悩まし中です。



「俺は、このままでいいと思うよ?」

『そうですか、やっぱりこのままで…。!?』



あれ、私1人でいたはず。何故返答が返ってくる…?


後ろを振り返ろうとすると、
「あぁ、駄目駄目！こっち向かないで！」と後ろから抱きしめられる形になっています…?



『もう、誰か分かってますから離してください』

「何で分かるの?もしかしてAちゃん、俺の事好き?」

『本当にポジティブですね、普通です』



またまたぁ と笑い声が聞こえる。

この人はマトモだと思っていたのに、
どこぞの人達と変わらないじゃないですか←



「2人きりだよ、Aちゃん」

『それが何ですか?』

「ドキドキしない?」

『しません。抱きしめられるのなんてもう慣れました』


ちぇーと、某ニート長男の方のようにしている。



『ところで、何しに来たんですか?』

櫻「男は狼だよ」『ということは、櫻井さんもですね』櫻 「やだなぁ、そんなことないよ〜」→←好きだなぁって。

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