好きだなぁって。 ページ29
とりあえずの洗濯も仕掛け終わり、休憩をとることにした。
あれから話も弾み、和気あいあいとしていた。
『…結構話したねぇ〜』
斉 「そうだね、そろそろ洗濯も終わったかな?」
『終わったかな?見に行こうか』
そう言って、
立ち上がり部屋を出ようとしたその時
思わず段差につまづいた。
『…っあ!』
斉 「Aちゃん!?」
バタンと大きな音がし、起き上がろうとすると
何故か体の痛みは無く、私の下に壮馬くんがいた。
『あっ!壮馬くん、大丈夫!?』
斉 「った、…あ、うん。大丈夫だよ」
Aちゃんこそ大丈夫? と顔をのぞき込んでくる。
その問いかけに、大丈夫。と返事をして
2人して「ふふ」と笑ってしまった。
『私達、お互いの心配しかしてないよ』
斉 「本当。何なんだろうね(笑) 僕、Aちゃんのこと好きだなぁ…」
『え?』
今、好きって言った?
斉 「あぁ!違う!そういう意味じゃなくて!」
顔を少し赤らめて、焦っている。
そんなに慌てなくてもいいのに…
斉 「あのAちゃんのね、優しい所とか好きだなぁって思っただけなの。いきなりごめんね!?」
『大丈夫、私も壮馬くんの優しいとこ好きだよ(笑)』
斉 「良かった。嫌われたかと思った…」
ほっと壮馬くんが胸をなで下ろしていたところ、
ひょこっと顔をのぞかせている人がいた。
『あ、江口さんに木村さん!』
江 「壮馬くん、ヤラシイ〜」
木 「こんな所で何やってんだよ〜」
斉 「…っそんなことしてません!ねぇAちゃん!」
『そうですね、ただ話してただけですよ(笑)』
江 「洗濯終わった?」
『え、なんで知って…』
江 「さっき、ピーって音が聞こえたから」
『あ、終わったみたいだよ』
斉 「よしじゃあ、干しに行こう」
木 「じゃあお兄さんも手伝ってあげよう!」
江 「あ、じゃあ僕も僕も!」
『じゃあ皆さん、行きますよ〜』
「「「はーい!」」」
春の暖かい気候が花を咲かせるように、
皆の顔も綺麗な笑顔を咲かせていた。
―――――――――――――
斉藤壮馬くんのキャラ違ってたらごめんなさい
壮馬くんの出番、書かせていただきました!!
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成海 絢乃(プロフ) - あっぷるれもん@たつ兄loveさん» ありがとうございます(T_T) そんな事言って頂けて感激です!新作も出来ましたのでそちらもお願いしますね (2016年6月28日 7時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるれもん@たつ兄love(プロフ) - 完結おめでとうございます!!! 読んでいてとても楽しかったです これからも更新など頑張ってください! 応援してます!!! (2016年6月28日 6時) (レス) id: cbce8162a8 (このIDを非表示/違反報告)
成海 絢乃(プロフ) - 咲倉絢音さん» ご愛読ありがとうございました!! 時間かかっちゃうかもですがよろしくお願いします! (2016年6月26日 18時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
咲倉絢音(プロフ) - 完結おめでとうございます!!前回から愛読させていただいて、とっても大好きです!!次回期待しています!! (2016年6月26日 12時) (レス) id: c055c25810 (このIDを非表示/違反報告)
成海 絢乃(プロフ) - ☆蛍神 風璃 ☆さん» いえいえ大丈夫です!ありがとうございます(T_T) 時間はかかってしまいますがよろしくお願いします!! (2016年6月25日 21時) (レス) id: 31b9b7100f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成海 | 作成日時:2016年2月27日 19時