少女と男だらけの生活【男性声優】No.２

お手伝い ページ28

3階までの階段をひたすら登り、
洗濯室へといく。





洗濯カゴの中から次々に洗濯機へと入れる。



斉 「何してるんですか?」

『あ、斉藤さん。洗濯中ですよ』

斉 「“壮馬”でいいですよ、手伝います」

『ありがとうございます、壮馬さん』



たまたま仕事が終わり、
部屋に戻ってきていたところ私の姿が見えたらしい。


なんと優しい方なんですか！←




斉 「にしても、こんな量を全部してるんですか?」

『まぁ皆さん、疲れてますからね〜。これくらいのことはしないと』

斉 「優しいんですね」



穏やかな表情を浮かべ、にこりと笑う。

その笑顔を見ると、何故か自分の汚い所と直面しそうで辛いです…。



斉 「Aさんって『普通にちゃん付けで構いませんよ』あ、じゃあ…」


.

斉 「Aちゃんって、いつもこーやってしてるの?」

『…うーん、基本的に皆さんが仕事の時は洗濯したり、掃除したり…。頼まれたことをしてるかな』

斉 「頼まれたこと?」

『例えば、部屋の片付けとか、必要な物の買い出しとか。そんな感じかな』

斉 「へぇ〜。結構忙しいんだね」

『そうだね^^』



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