少女と男だらけの生活【男性声優】No.２

『ほら、いつまでそこにいるつもりですか！』達 「早く出てこいって言ってるだろ！」下梶代 「やだよ！！！！！！」 ページ24

『ふふふ、皆さん。お待ちしました〜』

達 「待ってねぇし、しかもさっきすっげえ声聞こえたんだけど…?」

『あら、気のせいですよ。気のせい♥』




時間は遡り、二時間前。
この人のこんな言葉から始まりました。




達 「可愛い軍団、給仕しろよ」
『はい?』
島 「達央さん、どういう意味ですか?」

達 「物分りわりぃなぁ、だから。女装しろよってことだよ」


『誰がするんですか?それは』



ニヤッと面白そうな顔をしている。
そして何故か私の後ろに誰か隠れてる気がするんですが…



『…あの、なんで隠れてるんですか?』


下 「そんなのわかってるでしょ！」
梶 「緊急事態だよ!?!?!」
代 「何されるか分かったもんじゃないよね!?」
蒼 「あ、あの僕、無理です…」


『皆さん、着物を掴まないでください！』



達 「分かってるじゃねぇかぁ…、よし。着替えるか(￣∀￣)」


下 「い、いやあああああああああああああ」
梶 「うおわあああああああああ」



＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿



『…皆さん着替え終わってますよね、出てきません?』
蒼 「………無理です…」

『翔太くん、大丈夫?』
蒼 「大丈夫じゃないよ…」



『じゃあ翔太くんは後からで…。ほか3人は慣れてるでしょう?!早く出てきてくださいよ！』

梶 「ほら下野さん呼ばれてますよ！」
下 「何を言うの!?ほらウィング！」
代 「なんで僕なの！梶くんこそ行きなよ！」


『……はぁ、達央さん…』
達 「考えてることはわかった」


達 「よし、お前ら行くぞー」



ガラガラ バンっ！
『いつまでそこにいるつもりですか！』
達 「早く出てこい！」



一方その頃…

前 「あ、蒼井くんやっぱり似合うんだね」
蒼 「いつまでたっても慣れませんね…。こういうのは」

森 「おー！しょーた、可愛いなお前！」
蒼 「…ありがとうございます〜！」


すんなりと和んでました。


でもその後、すごい叫び声が聞こえたそうな…

赤く色づく。→←王子様とお姫様

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す