少女と男だらけの生活【男性声優】No.２

櫻井さん ページ16

代 [もしもし、Aちゃん?]

『あぁ代永さん、すみません。今から帰ります』

代 [わかった、待ってるね！]


『あ、あと！前野さんにも行っておいてください』

代 [何を?]

『今から帰るって言うのを伝えておいてください』

代 [了解!気をつけてね?]




雨だしね と言い、電話を終えた。
するとそこにはもう櫻井さんの姿がなかった



『あれ?櫻井さんは…』

寺 「車取りに行ったよ」



多分連絡来ると思うんだけど…と
電話を取り出し、あっという顔をする。




寺 「もしもし?……はい、今すぐ行きます」



お兄ちゃんについて行くと、
そこは地下の駐車場だった。


窓を開け、やぁやぁ君達と手を振っている。



『本当にすいません…、ありがとうございます』

櫻 「お礼なんかいいよー、今日会えたしね」



櫻井さん、モテるだろうなぁ。
横顔も整ってるし、かっこいいし。。


櫻 「何見てるの?」


いつの間にかずっと見つめていたらしい



櫻 「そんなに見てたら襲っちゃうよ〜」
『え…//』

寺 「櫻井さん!!いくら櫻井さんでもダメですよ！」
羽 「拓篤、落ち着いて＾＾；」


そんな会話をしているといつの間にか家に着いていた。



『ありがとうございました！』

櫻 「いえいえ、どういたしまして」


ニコニコと笑顔を浮かべ、こっちを見ている


『櫻井さん?』

櫻 「Aちゃん、こっちこっち」


手招きして来たから、近づいた。


ﾁｭｯ

リップ音が響いた。
頬に手を置き、思わず驚く。


『さ、櫻井さん!?!』
櫻 「じゃあね〜」


そのまま車を出した。
残された３人は唖然とする。



羽 「……拓篤くん、?」
寺 「櫻井さんめぇ〜!!!!」

『うぅ〜///』


最後まで、櫻井さんの掌で転がされていた。
やっぱり一枚上手なんだと思った。

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