少女と男だらけの生活【男性声優】No.２

行きたくない ページ12

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『というか、柿原さん。そろそろ離してください』

柿 「ん? はーい」

『あ、言ったら離してくれたんですね。
もっと早く言えばよかった…』←←




そうしていると、目の前から誰かが突進して……




『…いっっ！もう誰!?』
寺「Aちゃーん！許してよー！」
『離れてよ！何くっついてんの!?』



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突進してきた正体は、兄でした。
というか、力強すぎ！ゲームばっかしてるくせに！

何でこんな強いの!?




『痛いから！離して！……そもそも何しに来たの?』
寺 「お前を仕事場連れてくため」
『は!?』



仕事場…?? ちょっと待って、行きたくない←



『何言ってるのかな』

寺 「渉くんが会いたいって言ってるんだよー」

『渉くんなんかほっとけばいいでしょ！』



すると、真剣な顔をした。
少しその表情にドキッとしたのは秘密。




『な、なによ…』

寺 「無理なんだよ、Aを会わせる代わりに凛のフィギュア買ってくれるっていうんだよー！！！」

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『……そんなことに私を使わないでよ！』


このオタク兄貴め。ラブライバー野郎。



寺 「もう時間ないから急いで！」

『は、ちょ、待っ…っ！』

寺 「というわけで、連れていくので！」



『ちょっと待っ、いやあああああ』




神 「強引だなぁ」

島 「凛ちゃんには逆らえないですよね！」←

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