少女と男だらけの生活【男性声優】No.２

秘密の… ページ2

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代 「Aちゃん、寝ちゃった?」



静かな寝息をたてて、
まるで[白雪姫が王子様のキスを待っている時みたい] なんて。

頭を撫でると、
本当に小さいなぁって感じる。


そりゃあ、男と女だもん。違うよね
しかもAちゃん。18歳だし。




代 「Aちゃんは誰が好きなのかなぁ…?」


答えてくれるわけないけど、ただ呟いた。

でもAちゃんの事だから、
好きな人なんていない とか
皆さん好きですよ とか言いそうだな(笑)




代 「Aちゃん、皆の気持ち知らなそうだなぁ」


天然な所があるからね。
天然過ぎて、ドジする時もあるし。

でもしっかり者で…
そんな所に惹かれたのかな。


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皆もそんな所に惹かれたんだろう。
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『……ふふ、』

代 「…!? Aちゃん…っ?!」



頭を撫でていた手を、掴まれた。
もうそろそろ、部屋を出ようと思っていたのに。

出れなくなっちゃったなぁ、困った。



でもラッキーなんて思ったり。



代 「ねぇAちゃん。
僕さ、Aちゃんのこと好きなんだ。
しっかりしてる所とか、たまにドジっちゃう所も。

でも、やっぱり一番の理由は…綺麗だったからかな。
初めて会った時…、まぁ数時間前なんだけど(笑)

“綺麗”って思ったんだ。大好きだよ、Aちゃん」




最初で最後の、告白…かな。
Aちゃんは、知らない秘密の告白。

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