声優界の荒波を。【男性声優】

抜け目ない ページ32

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諏 「…俺も女だったら変わりますかね?」
井 「諏訪部くんが、女性…?!、、ん〜」
諏 「そんな驚かなくても(笑)」

井 「…でも、こうとも考えれない?同じ女性ならあの子を助けることは出来ても、守る事は出来ないのよ」


フフ、と笑いながら話を続ける。


井 「世の中何があるか分からないからね、この間も誰かにつけられたって言ってたわ。でも男性なら守る事は出来るのよ、それって助けるより凄いことじゃない?」

諏 「……、流石伊達に生きてませんね」
井 「あら、井上喜久子17歳です♡」

「「おいおい」」


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井 「…諏訪部くんにイイこと教えてあげましょうか」
諏 「喜久子さん、今日機嫌良いですね」
井 「だって〜可愛い可愛いAがいるから〜?♡」


ちょいちょいと、手で耳を貸すように言われ少し背をかがめて耳を貸す。


諏 「……、喜久子さん、策略家ですか?」
井 「やだそんなんじゃないわよ」
諏 「…ま、ゆっくりいきますよ」
井 「それがいいわね。さ、そろそろスタンバイじゃない?」


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諏 「気が抜けないなぁ、」
井 「何かあったらお助けマンするわよ」
諏 「流石です」


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『たっのも〜！！！！』

神 「……お前、またそんな寒そ〜な格好で、、」
櫻 「あらら本当に役作り徹底するね〜」


暇なので、男性声優の楽屋に乱入ですよ♡
優しい皆さんなのですんなり入れてくれます。


『えへへ、可愛いですか?』
櫻 「うん可愛い可愛い」
『…適当ですね、櫻井さん』


神 「…で、何しに来たの。はい、これ着てな」
『……神谷さん、ツンデレ…っっ！！』
神 「素直に着てろ！」
『ふふ、ぬくぬくですね〜』

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『…っあ、聞いてくださいよ！さっき諏訪部さんに会ってきたんですけどね?』


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神 「…あの人、抜け目ないなぁ」
櫻 「ホント君は男たらしだねぇ」

『それは嫌味ですか!?!!』


「あ〜！！！Aいんじゃん〜！」
『……っへ、?』


急に宙に浮く私の身体。
それは所謂お姫様抱っことかいうやつで、、


『だっ、誰ですか!?!!下ろし、っ、、』
「やあおはよう、A。愛しのハニー♡」
『この間のラジオから、付き合ってる設定ですか潤さん』


福 「ハハ、可愛いね〜今日も」
『てか潤さん下ろしてもらえますか、地面が恋しいです』
福 「え〜どーしよっかなぁ、」


クルクル回りながら、私を離さない潤さん。
なん、なんなの？？この人何したいの？



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