今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:336 hit
小｜中｜大
プロローング ページ1
僕の家は神社でとても有名だ。
でも、
今、その神社が・・・
赤く燃えている。
僕はその場で父と母を探す。
いない、いないいないいない。
すると炎の中から誰かが出てきた。
「お母さん！」
母の手に近づく僕の手。
合わさったと同時に銃声が響いた。
母は僕に覆い被さるようにして倒れた。
確かに母の心臓を打ち抜いた弾。
「は・・早く・・・早く逃げて・・・・！」
母は最期にその言葉を残して静かに目を閉じた。
母を打ち抜いた黒い人たち。
「逃げろ」と言われたのに逃げなかった自分。
そのまま捕まった。
その自分の目からは雫は出なかった。
何で・・・・・・
何で涙が出ないんだろう・・・？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時雨☂ | 作成日時：2015年4月22日 18時
