鬼道と如月の悩み ページ48
貴方「影山総帥の養子です。両親が今いないので」
響木「…だからなんだ」
一瞬手を止めたので話を聞いてくれるのかと思ったが作業を続ける響木。
貴方「イナズマイレブンのことを教えてほしいんです。小さい頃、実の父から聞いていたんです…あの事故のことも」
響木「イナズマイレブンについてはさっきのあの坊主に言ったことが全部だ」
頑固なのだろうか、少し残念に思いながら「ありがとうございました」とだけ言って店から出ようと戸に手をかけたとき。
鬼瓦「嬢ちゃん、名前は」
貴方「如月…Aです」
Aは今度こそ外へ出る。
響木「如月…」
………
サッカー部員は監督がいないことで練習にやる気が見られない。
その様子を鬼道が見ていた。
鬼道のことを良く思わない部員たち。
Aは横目で春奈を見る。いかにも訝しげな表情で実の兄を見る春奈。
円堂は鬼道の元へ行く。鬼道は冬海の件について謝罪。
鬼道に少し優しさが見える。
鬼道「円堂、如月を助けてやってくれ」
円堂は首を傾げる。
円堂「あいつの両親のことか？」
鬼道「それもあるが、我が総帥があいつを養子として引き取りに来た…」
円堂は下を向き、それから鬼道を見る。
円堂「大丈夫だ！何があっても俺たちは仲間を見捨てない！」
鬼道は「ああ」と落ち着いた。
円堂「なんなら、一緒に練習やんない？」
鬼道「俺は敵だぞ」
鬼道は驚きに満ちた表情で円堂を見る。
円堂「そんなの関係ないよ。今日は仲間ってことでいいんじゃない？如月も喜ぶんじゃないのか？」
鬼道は微笑み、「そのうちな」と立ち去る。
練習再開。サッカー部は少しだけ元気を取り戻す。
貴方「春奈ちゃん…」
春奈「……」
………
鬼道父「急に、自分には鬼道を名乗る資格などないと言い出しましてね」
鬼道が部屋に引きこもり、異変を感じた鬼道の父は影山を呼び出した。
鬼道の父は影山の横にいる少女に目を向ける。
鬼道父「君はAさんじゃないか、お父様が海外へ逃げてしまわれたと影山さんに聞いたよ。でも影山さんに任せればもう安心だ」
貴方「…はい」
影山はAと共に鬼道の部屋へ入る。
影山「私や、お前の父を失望させるなよ」
影山は鬼道に言い放つ。
影山は優れた才能を探していたとき、施設で天才的なサッカーをしていた幼い鬼道有人を見つけたのだった。
貴方「お父様…鬼道はもうわかってます」
鬼道にとってAが影山を「お父様」と呼ぶのは耳障りで仕方なかった。
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rara(プロフ) - まだまだ頑張ります。応援よろしくお願いします！ (2016年11月12日 15時) (
レス) id: b08300c005 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みこ(プロフ) - raraさん» なるほど！ありがとうございます！ (2016年11月12日 15時) (レス) id: e17e654c8c (このIDを非表示/違反報告)
rara(プロフ) - コメントありがとうございます！私はイナズマイレブン全シリーズが大好きなのでイナズマイレブンgoのキャラも登場させて主人公との絡みを多くするようにしてみました。キャラクターの行動を細かく書いてなるべく「」の数を少なくしてみました。よろしくお願いします！ (2016年11月11日 18時) (レス) id: b08300c005 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みこ(プロフ) - すごく面白いですね！それに、hit数も多くて羨ましいです！hit数を多くする秘訣とか知りたいです|´-`)ﾁﾗｯあと、これからも更新がんばってください！ (2016年11月11日 17時) (レス) id: e17e654c8c (このIDを非表示/違反報告)
rara(プロフ) - コメントしていただいてありがとうございます。頑張ります！ (2016年11月9日 19時) (レス) id: b08300c005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rara | 作成日時：2016年9月28日 7時
