87話 ページ41
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葉「ねえねえ、赤司とAっていつ頃知り合ったの？」
貴「突然なにさ」
放課後、部活終わり。
葉山、実渕、根武谷、黛、Aは学校近くのファミレスで夕食を食べ、ドリンクバーを飲みながら駄弁っていた。
学校からほど近いこの場所は洛山生が帰りによく寄るため、夕方から夜にかけては勿論、テスト前などもよく賑わっている。
赤司は監督と話があるため、この場にはいない。
実「確かに気になるわね、なにがどうなってAがストーカー化したのか」
根「中学に入るまでにもうストーカーしてたんだろ？」
黛「結構ストーカー歴なげぇな」
貴「まって俺ってストーカーって認識されてる？」
「えっ 違うの？」とでも言いたげな４人からの視線に、Aは全力で否定する。
そういえば中学の頃にもバスケ部の部員たちから同じような扱いを受けていたことを思い出しつつ。
赤司と出会った頃の記憶を呼び起こす。
貴「じゃあ俺と征ちゃんの馴れ初めを話すね！」
実「馴れ初めって生々しいわね、使い方違うわよ」
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【赤司、A、共に８歳】
貴父「本日はお招き、ありがとう」
赤父「こちらこそ来てくれて感謝するよ」
赤司
仕事上での付き合いがあり、同い年の息子がいるとわかり親しくなった。
家族で食事会でもしようという話になり、赤司邸でそれは開かれた。
赤母「赤司詩織です。来てくれて嬉しいわ」
貴母「紺谷
お互い敬語はなしでいこうと、早くも打ち解けている母親たちに対して、
赤「赤司征十郎だ。君の名前は？」
貴「………」((プイッ
貴母「A、挨拶してくれたんだから返さなきゃいけないでしょう？」
貴「……………紺谷A」
母親である薫の足元にしがみつき、離れようとしないA。
赤司が話しかけるものの、薫が促さなければそれに返すことはない。
それでもめげずに話しかけ続けると、間はあるものの段々と返してくれるようになった。
赤「俺と話をするのは嫌かい？」
貴「………や、じゃない。人は怖い」
赤「怖い…？」
貴「………俺のこと変って言うから。仲良くしてくれって寄ってきたのは自分たちのくせに、」
赤司を見る瞳は悲しげに揺れていて。
貴「みんなも、俺のことが怖いんだって」
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あやの(プロフ) - RiRさん» わああ！更新再開して初めてのコメントいただけてとても嬉しいです（；＿；）ありがとうございます！のんびり更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけるように頑張ります（＾Ｏ＾） (2019年10月4日 13時) (
レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とても面白いお話をありがとうございますm(_ _)m続きがとても気になりますのでぜひ私に続きをお恵みください！更新をお待ちしております (2019年10月1日 18時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます！２年越しにはなりましたが、のんびりと更新再開していきます（＾Ｏ＾） (2019年6月5日 18時) (レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - とっても面白いです！更新待ってます！ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 7c1d45a73f (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 誄さん» わああっ そう言ってもらえると本当に嬉しいです（；＿；）ノロノロ更新ですが続けさせてもらいます！ありがとうございます！ (2016年12月19日 11時) (レス) id: 2ac38d71af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2016年5月12日 21時
