61話 ページ15
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【Aside】
息を荒げ、俺を睨む火神君。
俺を睨む瞳には苛立ちが浮かんでいるのがわかる。
…そりゃそうだよね、君の全敗なんだもの。
挑発するために鼻で笑ったらマジでキレたようで、俺を殴ろうと拳を構えて近づいてくる。
あっはっは、すっげえ顔してるや。←
黒「落ち着いください、火神君」((ガシッ
火「�堯�？」((ドサッ
どうやって回避しようか考えてると、黒ちゃんが向かってくる火神君の両足首掴んで転ばせてくれた(それを見て爆笑したらもっと睨まれた)
黒「暴力はいけませんよ、問題にでもなって大会に出場停止処分が下ったらどうするんですか。A君の綺麗な顔に傷つけないでください」
貴「ええ〜 俺の顔に傷つこうが黒ちゃんが損することなんてないでしょ？」
リ「いやすごく損するわよ！？
黒「それにA君の顔に傷が付くなんて…そんなことがあったら僕が赤司君に殺されます」
貴「えっ 征ちゃん俺のために怒ってくれるの！？ちょっ 火神君！俺のこと痛くないように殴って！！」
「「「やめろ！！」」」(全力)
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なんやかんだで火神君を宥めた誠凛の人達。
落ち着いた火神君は俺に言葉を投げかける。
火「…オマエ、俺が
火神君がドリブルを始めるのは右手、そしてフェイクをかけて足を踏み出すのは左、などと。
俺はひとつひとつ、火神君の攻め手を封じていった。
______"まるで全て分かっていたかのように"
貴「そんなの簡単だよ。俺、言ったじゃん。
………全部記憶できるんだよ、って」
ドリブルは利き手である右手から始め、そしてクロスオーバーで左へと切り替えるのが彼の主なパターン。
なんて単純なんだろうね。
まあ、彼のスピードがあればそうそう止められるようなことはなかったんだろうけど。
貴「火神君の癖はさっき練習を見ている時に全て覚えた。俺はその
攻め手を欠き、焦り始める火神君。
そこまでいけば簡単だ。
少しの隙を見つけてやればいい。
そこを突いてやれば、簡単に崩れちゃうんだから。
貴「だからね、君の次の動きが"わかった"んじゃない。"わかってた"だけなんだよ」
【Aside end】
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あやの(プロフ) - RiRさん» わああ！更新再開して初めてのコメントいただけてとても嬉しいです（；＿；）ありがとうございます！のんびり更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけるように頑張ります（＾Ｏ＾） (2019年10月4日 13時) (
レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とても面白いお話をありがとうございますm(_ _)m続きがとても気になりますのでぜひ私に続きをお恵みください！更新をお待ちしております (2019年10月1日 18時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます！２年越しにはなりましたが、のんびりと更新再開していきます（＾Ｏ＾） (2019年6月5日 18時) (レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - とっても面白いです！更新待ってます！ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 7c1d45a73f (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 誄さん» わああっ そう言ってもらえると本当に嬉しいです（；＿；）ノロノロ更新ですが続けさせてもらいます！ありがとうございます！ (2016年12月19日 11時) (レス) id: 2ac38d71af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2016年5月12日 21時
