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そんな感じで織田作に今までの経緯を話した。すると織田作は

「そうか。」

の一言。織田作はツッコミというものを知らないんだろうか。安吾や小さめの人はツッコミ担当だよね。

「近くで店をやっているので是非来てくださいね。」

ちゃっかりAちゃんは宣伝をする。ちなみにお客さん全員に名刺を配っていた。

「本屋をやっているのか?其の若さで?」

織田作が尋ねる。と、Aちゃんは少し神妙な顔をして

「ええ。でも、本当は作家志望なんです。私。」

と言った。

「其れは初耳だね!私は聞いたこともなかったよ!」

まさに驚いた!という感じで私が言うと

「今日会ったばかりですからね。まあ。」

と当たり前のことを返された。

「作家志望か・・・俺もだな。俺はもう少し歳をとってから書き始めたいがな。」

そういえば織田作も作家志望だね、マフィアだけど

「そうですか。嗚呼、同じ作家志望の・・・お名前なんですか?」

「織田作だよ。」

「違う。太宰、其れは俺の本名じゃない。
織田 作之助だ。太宰の同僚だよ。太宰の方が立場は上だがな。」

織田作でいいと思う。というか立場は私が上でも戦闘力は織田作の方があると思うな。

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作者名:アヤ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年7月21日 21時

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