ポケモンセンター ページ9
【ポケモンセンター】
〜Asaid〜
ジョーイさんに事情を話し
しばらく雨宿りさせてもらう事になった。
グラジオは、モーテルのおばさんに連絡をしてる。
グラジオ、気を使ってくれたのかもね。
私が風邪ひきやすいの知ってるはずだし。
グラジオの後ろ姿…、やっぱりカッコイイ。
すると、近くの小さな男の子の話し声が聞こえた。
私は気になって聞いてみる事にした。
A「ねぇ、キミ?そんなに慌ててどうしたの?」
男の子「あっ、お姉ちゃん!聞いてよ!この先の森でポケモン達がキズついてるんだ!俺、この子しか連れてこれなくて…」
(男の子は、キズついた野生のイーブイを抱いている)
それを見た時、昔のグラジオと重なった。
グラジオもイーブイを助けてたな。
A「酷いキズ。すぐにジョーイさんに見てもらって!」
男の子「うん!あっ、お姉ちゃんは?」
A「私は他のポケモン達を治してくるから。」
男の子「でも!外は凄い雨だよ?」
A「大丈夫!すぐ帰ってくるから。ね?」
男の子「分かった…。」
よし、行かなきゃ!キズついてるポケモン達をほっとく事なんかできないもん。
私は、走ってポケモンセンターを出た。
その時、ちょうどグラジオがモーテルのおばさんとのやり取りが終わった。
グラジオ「ん?A?」
男の子「…お姉ちゃん。」
グラジオ「おい。お前。俺と同じくらいの女の子見なかったか?」
男の子「もしかして、さっきのお姉ちゃんの知り合い?」
グラジオ「まぁ、そんな所だ。」
男の子「あのお姉ちゃんなら、森でキズついてるポケモン達を助けに外に…」
グラジオ「!なんだと!?場所は?」
男の子「すぐ近くの森だよ。今さっき出ていったよ?」
グラジオ「あのバカ!」
(グラジオが後を追うように外に出る)
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作者名:Ai | 作成日時:2017年12月20日 18時