君のそば。 ページ4
翌日
【モーテルにて】
A「んぅっ…。…朝？」
(目を開けると、隣にはグラジオが寝ていた)
A「!!近っ!!」
Aはちょっとビックリしたものの。
グラジオの綺麗な寝顔にドキッとした。
A「グラジオって、こんな寝顔だったけ？」
(そう言いながら、しばらく眺めていたが、朝食の用意をする為に、グラジオを起こさないようにベッドから出ようとしたが、グラジオに腕を掴まれベッドの中に戻されてしまった。)
A「ちょっ！な、何!?」
グラジオ「…おはよう。何処に行く気だ？」
A「朝ご飯…作りに。」
グラジオ「良い。」
A「え？なんで？」
グラジオ「朝ご飯は、お前だけで充分だ」
A「なっ！/////」
(顔を赤らめるA。
それを見てクスクスと笑ってるグラジオ。)
A「ほ、ほら！エネココア作ってあげるから、起きてよね。///」
(そう言うとスタスタと台所に移動して行った)
A「ねぇ、グラジオ？」
グラジオ「なんだ？」
A「なんで自炊にしたの？ご飯なら頼んでおけば早いのに。」
グラジオ「シルヴァディの特訓で遅くなると悪いからな。自炊の方が効率が良いと思ってな。」
A「なるほどね。」
グラジオ「それにしても。」
A「？」
グラジオ「意外と料理上手いんだな。お前。」
A「意外ってのは余計だよ。一応、女子だし、料理くらいするよー。良く両親に教えて貰って…」
グラジオ「？どうした？」
A「ううん、大丈夫。ただ、ちょっと思い出しちゃっただけ。
グラジオ「…すまなかった」
A「なんでグラジオが謝るのさ。私が勝手に思い出しちゃっただけだから、大丈夫！それに、私にはグラジオが居てくれるから。」
グラジオ「あぁ。そうだな。」
(それから、二人は、毎日楽しそうに過ごして行った。)
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作者名：Ai | 作成日時：2017年12月20日 18時
