どうか夢であってくれ ページ17
クルーウェル「まったく…。」
私は今ベッドの上に正座をしている
クルーウェル「倒れたと思えば、今度は自分で頬を叩くとは…
呆れてものも言えん。」
『(どうしよどうしよ壁になる予定が夢だと思って心の声を暴露してしまった。
え、いやだ誰か私をこの世から消してくれ…
あ、私自死じゃなきゃ死ねないんだクソ。)』
クルーウェル「しかし、そこまで俺のことが好きとは気がつかなかったぞ」
『…はい？』
クルーウェル先生がニヒルな笑みを浮かべた
クルーウェル「天下のA・ウィステリアがーーーーー
俺をここまで好いているとはなぁ？」
『(えまってまって顔が近いよ？
あ、毛穴も見えないすごすぎるキメ細かすぎだろどんな肌してるんだ。)』
クルーウェル「どうだ？
俺はお前を気に入った。
そしてお前も俺を好いている。」
最高の
クルーウェル「俺は明日寮長となる。
その暁には、お前を副寮長としよう。
俺が栄光の道を歩むのを、誰よりもそばで見せてやろう。」
崇拝してやまない推しが、私をその美しい瞳に映してくださっている
なんという幸福
なんという贅沢
『…』プルプル
クルーウェル「なんだ、光栄なことに身体が震えているのか？
案外可愛いところがあるのだな。
ずいぶん長生きだそうだが、国外に出てないからまだ色恋に関しては仔犬か。」
私の震えに笑う推し
ああなんて美しい
だからこそ、あってはならない
クルーウェル「おい、勝手にベッドを降りるな。
まだ安静に『お話は大変光栄ですが、私には身に余ることですので遠慮いたします！！』
ーーーーーっは！？」
扉を開けて廊下を疾走する
クルーウェル「まて仔犬！！」
『(ごめんなさいごめんなさい推しの言うことを否定するなんて私はオタク失格です！！！！)』
走りながら、静かに涙を流す
『(でも、これでよかった。)』
だってーーーーーー
『(私はユウちゃんが愛されるのはいいけど、自分がキャラといい感じになるとか解釈違いなんだよ！！！！！！
私は壁！！
推しを栄養として生きてゆくモブFじゃないとダメなの！！！！！！)』
ある飼い主の独白→←推しの前で倒れるとか穴があったら入りたい
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ユキ?(プロフ) - クルーウェル先生の学生時代の話……最高です(泣)読みたいのはヲタ活女子のが読みたいです…共感できそう……… (1月29日 1時) (
レス) @page35 id: 631da5b6df (このIDを非表示/違反報告)
外套 - ついつい一気読みしてしまうような神作品でした！！クルーウェル先生の解釈一致がすごいです！はちゃめちゃに大好きです(語彙力)これからも追っていきます！ (11月13日 23時) (レス) @page34 id: 193b6c4a13 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - ふわなさん» ありがとうございます！原作入りまで少々お待ちください！！頑張って過去学生編を書き上げます！ (11月11日 22時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - わ…めっちゃ好きです(語彙力)クルーウェル先生ハーツ解釈すき…原作入りした時の話も楽しみにしてます！！ (9月26日 17時) (レス) @page33 id: 6c8822a04d (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - MOONさん» え、そんのこと言ってくれる貴女がすきです (9月24日 17時) (レス) @page30 id: 02dc14a173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやなん | 作成日時：2023年9月11日 21時
