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入学式 ページ4

『(楽しみ……)』





今日は超名門高校 私立盟王高校入学式だ。



かりんもその入学生のうちの一人だった。




だが、かりんは一応人間の姿をしているとは言えれっきとした妖怪。




妖怪にとって人間の生活なんて退屈で"楽しみ"と思うことなんて滅多にないはず……。



なのに何故、学校行事の入学式が楽しみなのかと言うと…………









かりんは入試の時に蔵馬の妖気を感じていた。



つまり、今日は15年ぶりに蔵馬と会える日なのだ。



『(やっと会えるのね。でも………)』








ク ラ マ ハ



ワ タ シ ヲ



ワ ス レ テ ル ン ジ ャ



ナ イ カ ………







蔵馬に会える喜びと、忘れられているかもしれないという不安を持ち、かりんは入学式会場へ向かった。

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設定タグ:蔵馬 , 幽☆遊☆白書 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:唯那 | 作成日時:2017年6月20日 20時

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