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side.安室
Aが来た─────。
来ると思っていた。
こんな危ないところに来て欲しくはなかったがそう言っても彼女は聞かないし、赤井も連れてくるだろう。
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こうしてたくさんの犠牲を払い僕達は決着をつける事ができた。
『 降谷さん、終わったよ····· 』
｢ ····· ｣
『 仇とったのに····· 』
·····ジンに打たれたところがチョッキを着ていてもまだズキズキする。
上手く口が回らない。
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·····！！！
降谷｢ Aさん！伏せろ！！！ ｣
『 え── 』
ﾊﾞﾝｯ────！
『 っう"··· 』
赤井｢ ﾁｯ───！ ｣
ﾊﾞﾝｯ───！
人は窮地に経つと爆発的な力を発揮する────。
僕はその力で背後から銃を構えていたウォッカからAさんを守ることが出来た。
もう一発撃とうとしていたが、撃つ前に赤井に撃たれた。
『 ·····っ、』
まずいな、、心臓狙われているはずだ───。
降谷｢ おい！！死ぬな！！！ ｣
『 ·····降谷、さ、、、幻、 』
降谷｢ 幻なんかじゃない！！僕は防弾チョッキを着ていて··· ｣
しばらく動けなかったのは事実だ。
『 大丈夫·····ですっ、て 』
降谷｢ もうしゃべるな、、傷口が開くから、、 ｣
抑えていても何故か流れる血·····、でもこれ心臓からか？
『 ほんとに、平気で、、、』
降谷｢ A！！！！ ｣
『 私も防弾チョッキ着てますから！！！ 』
降谷｢ ·····え？ ｣
赤井｢ ははっ ｣
『 私がこんなところにそんな無防備で挑む訳ないじゃないですか····· 』
降谷｢ ならなんで早く！！！ ｣
『 降谷さんだって同じでしょう 』
降谷｢ 僕は2箇所打たれててその衝撃で気を失ってただけだ！ ｣
『 あ、そうなの····· 』
赤井｢ 大丈夫かい？Aさん、降谷くん ｣
降谷｢ 赤井···お前なんでAさんを危険な場所に！！ ｣
『 私が来たいって言ったの、お兄ちゃんの仇·····とるために 』
まぁ·····僕だけでヒロの仇をとるなんてずるいもんな、笑
『 もうこれで私の気は晴れました 』
そう言って何故か全て諦めたかのように静かに目を閉じたAさん
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作者名：FIVESTAR | 作成日時：2023年5月28日 16時
