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「…………おいオッサン、よく聞け」




男の腕を放し、寝転がった状態のそいつを上から見下ろす







「お前だってさっき人が渋谷駅に吸い込まれたの見ただろ?そんなの、生きてきた中で見たことねぇだろ?

そうなんだよ。今、この渋谷が、東京が、間違いなく





_________滅びる」





「なっ………!」





「そのくらい、この場所は危険地帯になっているんだ。

家に帰りたいとかほざいてみろ。




お前の肉も骨も、灰にもならずに消え去るぞ」





吐き捨てるように言い、棘さんの元に戻る





「ごめん、棘さん。大丈夫だった?」



「しゃけ」




「恐らく、五条先生が渋谷ヒカリエに到着したのは約30分前。

時間的に、今頃先生は地下5階の駅構内にいる。東武東横線か、東京メトロだね」




「ツナマヨ?」




「五条先生の『駒』の話?

……五条先生の本領を発揮するのは一人の時。どんな術師でも、戦闘時では五条先生の邪魔だ。
僕は五条先生が動きやすいように地上で祓えばいいだけだよ」





「………しゃけ」






今のところ呪詛師はこちらに来ていない





帳の中であるここに来ないということは、帳の外で何かあるかも……





「ねぇ棘さん」



「?」




「帳の外の様子見に行っていい?伊地知さんと連絡したいし」




「しゃけっ!」






そう言って親指を立てる彼




「………もし緊急事態になっていたら、すぐには戻れないかもしれない。

けど、遅くなっても棘さんのところには戻れるように、それを片付けてくる」




「いくら!明太子!」
(大丈夫!任せて!)




「…………うん。ありがと」





棘さんに微笑んで見せて、僕は走り出した

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Liliana_Rin(プロフ) - 更新お疲れ様です!続きがみたいですけど、やっぱり作品をかくうえでモチベーションやネタとかで色々大変ですもんね。今まで面白い作品書いていただきありがとうございました!貴方に幸運が訪れますように願っています。 (2021年2月5日 19時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - これまで更新お疲れ様でした。できることなら続きを書かせていただきたいですが、そんな語彙力は私にはないので…ごめんなさい。ありがとうございました!とっても面白かったです! (2021年2月4日 22時) (レス) id: 3ac1cdcc4d (このIDを非表示/違反報告)
長門(プロフ) - 今まで楽しい作品を見せていただきありがとうございます。これからもとはいきませんが、頑張ってください。 (2021年2月4日 18時) (レス) id: 01cd347063 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - Liliana_Rinさん» ありがとうございます!早速書きますね〜 (2021年1月28日 16時) (レス) id: 27b6019498 (このIDを非表示/違反報告)
Liliana_Rin(プロフ) - 反応集みたいなやつです!分かりにくくてすみませんm(__)m (2021年1月28日 15時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきや | 作成日時:2021年1月17日 17時

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