メッセージ ページ38
「…………あー。…そういうことね」
Aは両手で目を隠し、小さな声でそういった
語尾が震えていた
きっと、泣いているのだろう
「…みんな…………なんでこんないい人なのよ」
涙を流すA
初めて見た、かも
私の前ではいつでも頑張っていて、笑顔ばかり見せてくれていたから
内心焦りながらも、泣いているAの頭を撫ででいると
一人
また一人と
ステージを降り、私たちを包むように囲んだ
「ほら…A、顔上げて。
泣いているときよりも、笑顔でいるAの方が綺麗だよ」
凛月くんが、優しくAの手を掴む
「いつも俺たちを助けてくれて、ありがと。
俺たちも助けてもらうばかりじゃ申し訳ないから。
今日くらいは、俺たちがAのことを喜ばせたいな」
「ステージの企画ばっかしやって俺たちを舞台裏からしか見れていなかっただろ？
俺たちだってAのおかげで成長したんだ。
ちゃんと、俺たちのことを正面から
………一番見える席で、俺たちを見てほしい」
「何もなかった僕たちに、A先輩はたくさんのものをくれました。
だから、僕たちだって、それと同じくらい大きなものを送りたいんです」
「P機関、ESの委員、アイドル。多くのものを器用にこなせる君は、やっぱり僕じゃ敵わないよ。
君みたいな素晴らしい人に出会えて、本当に良かったと思う」
「流星隊が二つに分かれて、俺が片方の隊長になって焦っていた時、よく助けてくれました。
俺たちが一年だったころ、忙しい中でも俺たちにレッスンをしてくれたことも今でも忘れません」
「先日やった合同ライブ、楽しかったね。
僕たちも、Aちゃんの魅力をもっと知れたから、とっても嬉しかったね…♪」
「事務所が違うのに、態々僕の言うことを聞いてくれたり、影片の面倒を見てくれたことには
………感謝、しているのだよ」
「いつも一人で抱え込むなよ。
大変な時は、いつでも我輩たちを頼ってくれ」
「俺たちも！遠慮はいりませんよ〜？」
「おまえの企画するものは、どれも良いものだ。
偶には、俺たちにやらせてもいいぞ」
「今日はAに、幸せの魔法をかけるかラ。
楽しみにしていてネ」
「Aさんが幸せなら、ママも幸せだぞぉ！」
「ねぇ、A。
_______これからも、よろしくね」
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ゆきや(プロフ) - 楼さん» コメントありがとうございます！喜んで頂き光栄です！是非是非、駄作ですが他の作品も読んでみて下さい！！（ホラーはご注意下さいね） (2020年11月22日 10時) (
レス) id: 27b6019498 (このIDを非表示/違反報告)
楼 - この作品､最後まで見さして頂いて思いました､泣けますね。ここまでお疲れ様でした。他の作品も見ます！泣ける作品はこれしか無かったです。この作品を作ってくださった主様ありがとうございました。 (2020年11月22日 8時) (レス) id: 56e322455b (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - こちらこそ ありがとうございました!!!!!! (2020年11月13日 17時) (レス) id: f5b90b97da (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 無理してますw 後からその話がでてきますよ〜！ (2020年10月21日 20時) (レス) id: 27b6019498 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ様 - 夢主ちゃん絶対安静にしなくて大丈夫なのですか…？(汗) (2020年10月21日 18時) (レス) id: 9bb418b36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2020年8月30日 16時
