【あんスタ】俺の妹 2

寂しがり屋 ページ36

ゆいかside




「……ねぇ泉くん」



「なぁに。俺は暇じゃないの」



「椅子に座ってゆっくりしている君が忙しい訳ないよね！？」





練習を終えて休憩をするあみを置いて、ステージから少し離れた場所に座る彼に近寄る




「あのさ。Aを閉じ込めて3日経つんだけど、流石にこれ長くない？」




「閉じ込めてはいるけど、ちゃんとあんたらは部屋に戻ってAにご飯あげたりと相手になってあげてるんでしょ。なら大丈夫。

……というか病み上がりっての忘れてる？」




「あ、そっか」←


「あんたが忘れてどうするのぉ！？」





あの子、最悪死ぬってなったのに、全く危機感ないよね



なんでなんだろう





なんか






放って置いたら、消えちゃいそうで怖い





「待って。Aが心配になってきた」



「サプライズ企画中にAを外に出したら、あいつ気づいちゃいますよ？
外に出さない事も考えて、俺たちはこれをやるって決めました」




私の隣に来て真顔で話す真緒くん




「そうそう。ま〜くんの言っているとおり。
俺たちはAのこと、よぉくわかってるんだから…♪」



「………君たち愛が重いよ」




「そういえば、エッちゃんは？」


「AからES関連の仕事をくれって連絡がばかみたいに来ているから、仕事探してんだってさ」




「あーあ。ついにAもま〜くんと同じ『仕事がないと落ち着かない症候群』になっちゃったね……」




「まあ、部屋から出さなければセーフなんだし、仕事やって落ち着いているんだったらいいよね」


「泉くん、さっきからAを犬と同じ扱いしてない？」




何、私変な輩といるね



3日後には同士になってそうで怖いわ





「……ステージの企画って、意外と難しいよねぇ。

あいつ、こういうのの責任者として一人で抱えてたっていうのがすごいよ」




「Aは偉いね…♪」


「それ、本人に言えよ？凛月」




「当日にはいっぱい、Aを褒めるよ〜」





この3人、愛が重いよ。ほんと





ヤンデレお兄ちゃん3人組、だな

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