頼ってね ページ31
翌日………
「と、いうことで今日はひきこもってね〜！」
仲直りライブ(仮)が終わり、一応仕事がないが事務所に向かうとしたらゆいかに止められた
「はぁ？何言ってんの、ゆいか」
「あんた忘れてんの？」
「だから何が？」
「一週間出入り禁止」
「……………………Oh」
そんなの覚えてるわけないじゃん
「ん〜、そうだったっけ？あ、忘れものしたから一旦外出るね！
＿＿＿＿＿＿＿っていたぁあ！？」
どさくさに紛れて部屋から出ようとしたら、頭にやや強い衝撃がきた
後ろを振り向くと、ゆいかの手には丸めた雑誌があった
「ってゆいかそれ！ゆいかの専属モデルやってる雑誌じゃん！」
「え？………あぁ、そうだった」
「そうだったじゃなくて！ゆいかの雑誌見たかったの〜！」
少し貸して〜、と彼女からそれを受け取る
「んじゃ、それ読んでてゆっくりしててねー」
やけに優しい声がしたとしたら、玄関に彼女の姿があった
「外からロックかけるから、よろしくぅ！」
「え、待ってちょっと！？」
笑い声と同時に閉まる扉
ドアノブに手を掛けて何度か引いてみるが、鍵がかかっているせいで開かない
「………………ゆいか、マジでやったな」
諦めて、窓の方に行く
窓を開けて下を見下ろす
「これは失敗するかもしれないな〜」
3階だから、もしかしたら着地に失敗することもある
今までよく上から飛び降りることをやっていたが、今回の場合は別だ
どこかで誰かが監視しているのかもしれない
逃げるのは困難だろう
何よりも、一番私の脱走を妨げているのは
「……………………これは、やりすぎだよな」
部屋に監視カメラが付いていることだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 335人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきや(プロフ) - 楼さん» コメントありがとうございます！喜んで頂き光栄です！是非是非、駄作ですが他の作品も読んでみて下さい！！（ホラーはご注意下さいね） (2020年11月22日 10時) (
レス) id: 27b6019498 (このIDを非表示/違反報告)
楼 - この作品､最後まで見さして頂いて思いました､泣けますね。ここまでお疲れ様でした。他の作品も見ます！泣ける作品はこれしか無かったです。この作品を作ってくださった主様ありがとうございました。 (2020年11月22日 8時) (レス) id: 56e322455b (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - こちらこそ ありがとうございました!!!!!! (2020年11月13日 17時) (レス) id: f5b90b97da (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 無理してますw 後からその話がでてきますよ〜！ (2020年10月21日 20時) (レス) id: 27b6019498 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ様 - 夢主ちゃん絶対安静にしなくて大丈夫なのですか…？(汗) (2020年10月21日 18時) (レス) id: 9bb418b36f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆきや | 作成日時：2020年8月30日 16時
